「イラストを書く理由」|『きみとぼくのダンジョン再建記』第74話投稿のお知らせ
こんばんは、しろもじです。
小説投稿サイトカクヨムに『きみとぼくのダンジョン再建記』第74話「変なんです」を投稿しました。
今週分も再び内容は微妙なものに。木曜日くらいには書けていたのですが「本当にいいのかぁ、これでいいいのかぁ」と悩みまくっていました(でも結局投稿しちゃいましたが)。
なんでそんなに悩んでいたのかっていうと「話が進まないパート」だったからではないかと。
物語が終盤になってきて、色々解決していかなきゃならない箇所に差し掛かってきているわけで、伏せていた謎なんかもそろそろ明かしていかないといけないわけです。
もちろん、それらを出すのはもう少し最後になるのですけど、そこに向かってのスピードに欠けているんじゃないかなぁ、っていうのが恐らくの迷いの正体。
現在、毎週1話という週刊状態での連載になっているわけですが、この辺りのペースというか展開というか、そういうのを掴むのが本作の課題かもしれません。
他の小説は「SFもの」の骨格がほとんどできてきた感じです。設定が多そうな小説は(それをどこまで語るかどうかは別として)書き始め前が一番大変だとよく分かりました。
「ラブコメもの」はここまで来て「この作品の面白さ」というのが何なのかで悩んでいる状態です。当初思っていた「面白さ」が思っていたより面白くないんじゃないかと思い始めています。うーん……。
まぁ、こういう悩みこそ創作の醍醐味ではあるんですけどね。
イラストを書く理由
さて、今日は「しろもじがイラストを書く理由」について語ってみたいと思います。
はっきり言って「どうでもいいよ」的な話になりそうなのですが、一応(自分の中では)キチンとした理由があるので、その辺りをお話してみたいかな、と。
まず前提として、私はあまりイラストを書くのが好きじゃありません。誤解を受けると怖いので補足しておきますが、イラストという創作が嫌いだというわけではありません。
中学の頃に一時期イラストを書くことにはまっていたことがあります。
そのときに1年くらいイラストを書いて分かったのが「私には才能がない」ということです。
人には、ある程度やってみた結果「あ、これは無理だな」と感じることがあります。
「才能がないな」と実感するにまで至ることはそれほど多くはないとは思います。それは「才能がないと実感するまでやり込むことは多くない」からだと思います。
それが好きでやり込んだ結果「あ、これは才能がないな」と気づけるのはある意味幸せなことかもしれません。
それが私の場合はイラストだったというわけです。
で、才能がないとなるとそれを続ける意味、というか原動力がなくなってしまうわけで、それが中学時代に私がイラストを断念した理由なのですが、最近才能というものについて考えていたときに「才能がないけど努力だけはした場合、どれほど人は習得できるのだろうか?」という疑問を覚えました。
才能は明らかにない。だけどそれほど嫌いにはなれない。
そういうものを諦めずにずっとコツコツ続けていくと、どのくらいまで通用するもの(技量)になるのだろか?
例えば野球選手のような活躍できる期間が比較的短いものの場合は、これを実証するのは難しいかもしれません。
また才能があって努力もしている人には勝てないのも事実かもしれません。
でも、創作のようなある意味年齢とは関係のない分野であり、かつ例えば「日本一・世界一」のような頂点を極めたいわけでもない場合。
そこそこ実用的なほどに習得することは可能なのだろうか?
実はそれを知りたいのはイラストの分野ではなく小説の方なんですけど、こちらは思い入れが強すぎて客観的に評価が難しいと思いました。
ですから、比較的思い入れの少ないイラストで実験してみようかな、と思ったわけです。
先日の記事でも書いたように「イラストを書ければ小説という創作でも有利になるかもしれない」というのと「ブログを書くにあたって、イラストを書ければ便利だよね」という考えがあったのは確かです。
でも「イラストをやろう」と思ったきっかけは「才能がないけど頑張った場合、どの程度通用するのか?」ということを知りたかったからです。
先程書いたようにスポーツ系であれば年齢という壁がありますし、身体的な要素も加わったりしますから、なかなか測定が難しそうです。
でも創作であればそのようなハンデはほぼないと考えていいでしょう。
一応補足しておきますと、想定している目標地点としては「ブログに載せられる(つまり他の方のブログでも通用するような)イラスト」辺りになります。
文庫本などの表紙を飾れるようなイラストは流石に無理があるんじゃないかなぁ……と今の時点では思っています。
また、イラストを描いていると言っても、毎日ガムシャラにやっているわけでもありません。
ブログを書いて、小説を書いて、余った時間などでちょっとずつ練習している程度です(練習と言うのもおこがましいほど)。
本格的にイラストを書き始めたのがApple Pencil2を買ってしばらく経ってからですから、確か2月くらいだったと思います(初めてブログにイラストをアップしたとき辺りです)。
来年の春頃、1年くらい経ったころに、どれくらい上達しているのか? もしかしたらもう飽きてしまっているのか? 再挫折しているのか?
楽しみなところです。
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