執筆速度の話|『きみとぼくのダンジョン再建記』第95話投稿のお知らせ

小説投稿記カクヨム

こんばんは、しろもじです。

『きみとぼくのダンジョン再建記』第95話「笑えないジョーク」をカクヨムに投稿しました。

「創作日記」の記事でも書いたのですが、今週は本当に苦労しました。いや先週までが楽々だったというわけではないのですが、ここ数ヶ月で最も苦労した週だったような気はします。

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スラスラ書けることがいいこととは限らないけど

小説を書いていると面白いくらいにスラスラ書けるときと、全く書けないとき、数行書くのに凄く時間がかかるときなど、色々なときがありますよね。先程「今週は苦労した」と書いたとおり、金曜日の時点で1,000字程度しか書けていなかったんですよね。でも土曜日の夜に95話完成(+3,000字)と96話の序盤(+1,200字)を書くことができたんです。

この土曜日の夜の執筆スピードは自分の中では相当早い部類で、22時から書きはじめて0時まで2時間で4,200字でした。もちろん速度を意識しながら書いていたわけではありませんし、そもそも意識したからといって速く書けるものでもないですもんね。

なのでそれに気づいたのは書き終わった後だったわけなのですが、ふと思ったことがありました。

「っていうか、最近書くの遅くなってない?」

はっきりと計ったことはないのですが、前はもっと速かったような気がします。執筆スピードもなのですが「一日に書く文量」がもう少し多かったような。一日に書ける時間はそれほど変わっていないと思いますので、逆算すると書くスピードが遅くなったのかな、と。

なんでかな、と考えてみるとブログを書く速度はあまり変わっていないような気がします。つまりタイピング速度が遅くなったというわけではないということ(元々タイピングはそれほど速くはありません)。

となると、小説に限ってスピードが落ちているということになります。恐らくなのですが「考えることが増えたせい」ではないかなぁと思っているんですよね。それはふたつあって「前に比べると(これでも)小説の構成とか文章を考えるようになったから」と「物語自体が架橋に入り、書き忘れ書き漏れがないかチェックしながら書いているから」ではないかなぁと思うんです。

小説を書く楽しさって「自分の考えた話を好きなように書く楽しみ」と「それをよりよい文章で表現する楽しみ」というのがあると思うんです。それ以外にも「読んでもらって反響がある楽しみ」や「コンテストなどに応募して通るか通らないかドキドキする楽しみ」などもありますが、これは自分だけではどうしようもない部分があるので、ひとまず置いておきましょう。

で、好きなように書くというのは、小説を書き始めたときに誰もがやることじゃないでしょうか? 例えば小説や漫画を読んで「自分ならこういう話にするけどなぁ」というのを自由に書く。書いていると話が膨らんだり、キャラクタが生きてきたりして、それが楽しかったりする。

でも何作か書いていくと「もっといい話にしたい」という欲求が出てくると思うんですよ。その根底に「読者の反響」や「コンテストの結果」があるのかもしれませんが、それを除いたとしても「いいものを造りたい」というのは、小説に限らず「何かをつくる」ということでは必ずあることですから。

そう考えると、執筆スピードが落ちていることは決して悪いことばかりじゃないとも言えそうです。あまりにも遅すぎるというのも考えものですが、自分の中で基準を持って、それくらい書ければいいとするのがよいような気がしますね。

私の場合では、週に小説が1話分(約3,500字)くらいでしょうか。本当は一日でそのくらい書けないといけないのかもしれませんが、現状ではちょっと難しいかな。教習所が終わればあるいは……。あ、教習所は最短で、来週末には終わりそうです!

ってことは、再来週以降は執筆スピードを上げないといけないってことですね。