パーマリンク設定の行い方【WordPress】
こんにちは、しろもじです。
前回はWordPressを使っての記事の投稿方法を簡単に見ていきました。
始めのうちは、色々書いてみるのが良いと思います。とは言え「こういう方針でブログを作る!」という強い決意で始められる方は少ないと思います。というか、そこまで思いがあるのなら、こんな所を読む前に、とっくに作っているかと(笑)。
ですので、まずは好きなことを書いていけばいいと思うんですよ。私も初期は相当彷徨っていました(笑)。で、ある記事を書いた頃、ようやく「あぁ、こんな感じにしていきたいな」と気がついたんですね。
バリバリのアフィリエイトサイトを作るんじゃなければ、こんな感じでOKかと思いますね。
さて、前置きが長くなりました。本題に入りましょう!
今日のお題は「パーマリンク」です。髪の毛のパーマの話ではないですよ(笑)。
パーマリンクとは?
WordPressにおけるパーマリンクとは「URLの内、ドメイン以下のもの」のことです。
今ご覧になっているページであれば
「https://textfield.net/blog/permalink」
の「blog/permalink」の部分がパーマリンクです。
パーマリンクとはブログ内部のURLの構造のことであり、これのルールによって投稿する記事のURLが決まるってことになっています。
なぜパーマリンクが重要なのか?
先程書いたように、パーマリンクとは「ブログ内部のURLの構造」のことですから、このルールが変わるとURLが変更になってしまいます。
よって、例えば途中でルールを変えるとURL自体が変わってしまうことになります。
ブログ内部で記事から記事へリンクを張っている場合(例えば、このページの上部にある前回記事へのブログカードみたいに)、URLが変わってしまうとリンク切れを起こしてしまう可能性があります。
これに関しては、後述します。
パーマリンクの設定の仕方
WordPressのパーマリンクを設定するのは、以下の方法で行えます。
WordPressの管理画面を開きます。左のサイドバーの「管理」→「パーマリンク設定」を選びます。
パーマリンク設定画面が開きます。
「共通設定」の部分で、パーマリンクの構造を決めることになります。
何もしていない状態だと「基本」になっていると思います。これね。
これがどういう事なのかと言うと「?p=123」っていう部分がパーマリンクになっていまして「記事を1ページ目から順番にナンバリングしていくよ」ということになります。
つまり
1ページの記事のURLが「https://textfielf.net/?p=1」みたいな感じになるわけですね(実際にはP=1にはならないはずですが)。
2ページ目は「p=2」、3ページ目は「p=3」てな感じですね。
基本以外のものは、それぞれ右にあるサンプルを見ればどういうものなのかわかると思います。一番下の「カスタム構造」は自分で、パーマリンクの構造を作れるというものです。
その下にある「利用可能なタグ」を使って、自分なりのリンク構造を作れるんですね。
では、どのようなものが良いのでしょうか?
良いパーマリンクとは?
これはちょっと難しい話になるのですが、すごく簡単に言うと「なんでも良い」ということになります(笑)。
ただし、上に挙げた「基本」のパーマリンクでは、(勝手にナンバリングされるので)管理は簡単なのですがURLから記事内容が推測しにくので、あまり良くないとも言われています。つまり、検索エンジン(google)の検索結果に載りにくい(SEO的に不利)ということです。
そこを気にしないのであれば「基本」の設定が最も簡単で良いかと思いますね。
一方、Googleなどのサーチエンジンや、読む人に理解しやすいのは
この形だと言われています。当ブログでもこれを採用しています。
/%category%/%postname%
と言うのは
「/%category%」の部分が「カテゴリ名をリンクにする」という部分になります。
間に「/」を挟んで
「%postname%」の部分は「記事名をリンクにする」という部分になります。
この方法だと「カテゴリの階層が分かりやすい」というメリットがありますね。
ただし当然デメリットもあって「カテゴリを変えるとURLが変わる」という危険性もあります。
URLが変わった場合「301リダイレクト」という処理で、古いURLで来た人を新しいURLに飛ばす処理が必要なのですが、どうも最近のWordPressは自動でこの処理をするようなのです。
参考記事(外部ページに移動します)
私も時々、URLを変えたりすることがあるのですが、それでもなんか繋がったりするので「うーん、キャッシュかな?」と思っていたんですが、上の記事によると、どうやらWordPress内部で自動リダイレクトがなされているようです。
ただ、それでも頻繁に変えることは、あまり良くないですし、上記サイトにも書かれていますが、必ずリダイレクトされるというわけでもありませんので、始めはともかく、ある程度作っていく段階で決めてしまうのが良いかと思います。
私は上記のようにカテゴリ入りで作っています。「カテゴリを変更した時にどうするんだ?」ってことになりますが、基本的にカテゴリは「変更せずに追加、廃止していく」というように思っています。
これの場合、サイト内部の記事がゴチャゴチャになる可能性も否定できないのですが、あまり深く考えすぎると手が進みません。
もうひとつの手としては「カテゴリ指定をしない」というのもあります。
この場合は「共通設定」から「投稿名」を選べばOKです。これであればカテゴリを変えてもURLは変わらないので、頻繁にカテゴリを変えて行きたい方にとっては良いかと思います。
投稿名の編集
「カテゴリ+投稿名」にしても「投稿名」だけにしても、そのまま投稿してしまうと、あまり意味がありません。
以前は「日本語の記事タイトルを付けるとURLが長くなる」と言われていたのですが、私の環境では勝手に「post-111」みたいに置き換わっています。
いずれにしても「分かりにくいURL」になってしまいます。
そこで記事作成時に、英語のタイトルを付ける必要があります。
記事作成画面のタイトルの下に「パーマリンク」という欄がありますね。
ここの「編集」を押します。
すると、記事の部分が変更できるようになります。
こんな感じね。
ここに英語で記事にふさわしい単語を入れておきます。
今回の記事では「パーマリンクの話」ですから「permalink」と入れてあります。
複数の単語を入れる場合は、空白で繋がずにハイフン「-」やアンダーバー「_」を入れるようにしましょう。
例えば「permalink-customize」ですね。一般的にはこのような場合はハイフンが良いらしいです。
カテゴリ名の編集
投稿名と同様に、カテゴリ名も英語にしておく必要があります。
カテゴリは左のサイドバーの「投稿」から「カテゴリ」を選ぶと編集できます。
カテゴリに関しては、また今度詳しくやりますので、ここではサラッと簡単に解説しておきます。
新規カテゴリを追加する場合は、左の「新規カテゴリーを追加」から行います。
既存のカテゴリを編集する場合は、右のカテゴリ一覧の中から、変えたいものにマウスカーソルを合わせると「編集」という文字が出てきますので、それをクリックします。
いずれの場合もカテゴリを作るには「名前」と「スラッグ」というのが必要になります。
名前はブログ上に表示されるカテゴリー名のことです。上の写真では「小説家のためのブログ運営」となっていますね。
スラッグはURLのことです。今ご覧になっているページは
「https://textfield.net/blog/permalink」
になりますが、この「blog」の部分のことですね。
「textfield.net」というサイトの中の「blog」というカテゴリにある「permalink」という記事」
という意味になります。
記事のパーマリンクは、記事を投稿する毎に設定する必要がありますが、カテゴリの方はカテゴリを作成するときだけでOKです。
まとめ
パーマリンク設定は、ブログの初期の内にある程度固めておかないと、後々苦労する部分です。
もちろん書き始めからキッチリする必要はありませんが、ブログの方向性が見えてきたら、ある程度決めてしまった方がいいでしょう。
どうしても難しい場合は、本文中にも書きましたが「投稿名」のパーマリンク設定にしておくと良いですね。最近では、カテゴリをURLに含めなくてもSEO的に問題なしという話も聞きますし、色々な話をゴチャゴチャに書きたい人にとっては、その方が楽でいいですよね。
また、記事毎のパーマリンクは必ず英語を使いましょう。例えば「permalink」と書いておけば、それはパーマリンクのことを意味するとGoogle(サーチエンジン)にも分かりやすいのですが「pa-marinku」では、一体何を言っているんだ? ってことになります(笑)。
私の場合は単語の場合はそのまま書いちゃいますし、2、3語の単語が連なる場合は、翻訳サイトで調べて、単語の間にハイフンを入れています。
あんまり長くなるようだったら、省略したりしていますけどね。できるだけシンプルなのが良いようです。
ちなみに本記事を書いた後で、またパーマリンクの記事を書いた場合「permalink」と同じパーマリンク名を付けてしまった時は、自動で2とかの数字が入るようなので、あまり気にしないでよいみたいです。
今回も長くなりましたが、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!
次回は、再び投稿の方法に戻って、記事の書き方などをやっていきたいと思っています。
それではまた〜。
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