WordPressでブロック挿入を簡単にするためStream Deckを導入は効率的なのか?
こんにちは、しろもじです。
WordPressにブロックエディタが導入されて早数年。
ブロックエディタは記事構成を簡単にする反面、目的のブロックを挿入する際いちいちマウスを操作したりして、面倒なことも多いのも事実。
そこでStream Deckというショートカットデバイスが良さそうだと思ったのですが。
Stream Deckとは?
記事の内容に移る前に一応Stream Deckをご存じない方のために簡単に説明しておきます。
Stream DeckとはPC、Macなどで使える、いわゆるショートカットデバイスで目的の操作やアプリなどを登録しておくと、ボタン一つで操作可能となるものです。
いくつかの種類があり、最も基本的なMiniが1万円弱、高いものだと数万円ほどしたりします。
Stream Deck自体は随分前から知っていたのですが「動画や音楽制作などに使うものだろう」と思ってて、あまり詳しく調べていなかったのですよね。
1年ほど前にふとしたことから「Stream DeckがWordPressの記事制作にも使えるらしい」というのを知って、Amazonの欲しいものリストに登録して放置してました(笑)。
先日それを思い出して「買うか」となったのですが、長年ポチり続けているとなんとなく嗅覚が発達してくるのか「これはすぐに使わなくなるデバイスではないか?」という予感がしたんですよね。
テスト運用をするためスマホアプリ版を導入
そこでスマホアプリ版を導入してみて、事前テストを行ってみることにしました。
私が今回入れたのはApp Store版です。
導入は簡単でiPhoneにアプリをインストール。
起動するとMacにアプリを入れろと出てくるので、こちらもインストール。
後はガイダンスに従っていけば接続できます。
接続でQRコードの読み取りになったらMacアプリで「Stream Deck Mobile」をクリックして「モバイルデバイスを追加」を選ぶとQRコードが表示されます。
実物のStream Deckとの違いは物理ボタンの有無になるわけで、当然使い勝手は違ってくるのですが、あくまでも「自分に合っているかどうか?」はわかるはず。
ということで、小一時間ほど使ってみました。
そもそもショートカットキーで十分なのではという矛盾
結論としては「WordPressでは、思っていたほど便利ではない」という感じです。
あくまでも「WordPressでは」というくくりです。詳細は順番にお話しますね。
今回導入したスマホアプリ「Stream Deck Mobile」は無料では6つのショートカットを利用することができます。
年間3,500円課金することで64個のキーを利用できるようになるとのこと。
とりあえず今回は「見出しH2」「見出しH3」「リンク」「画像ブロック挿入」の4つを設定してみました。

ちなみに画像挿入のような、もともとWordPressのショートカットキーにないようなものでも、カスタマイズすることで1ボタンでの挿入が可能となります。

マルチアクションというのを使って「ブロック追加」「/画像」をというコマンド入力で、画像ブロックを追加できるという感じです。
で、ここで思い出したのですが、WordPressではショートカットキーとして「/」を入力すると直近で挿入したブロックの一覧が出てきて、更に「/画像」のようにすると画像ブロックが先頭に出てくるという素敵機能があったんですよね。
リストブロックや

画像ブロックを呼び出したりできます。

ですので、この機能を思い出してしまうと「わざわざStream Deckの画面触るほうが面倒じゃない?」ということになるんですよね。
ただしこれは「私の場合には」ということでもあると思います。
私の場合、それほどブロックを多用することがなく、せいぜい「見出し」「画像」「ブログカード」あたりをよく使うくらいですから。
様々なブロックを駆使して記事を書き上げるという方にしてみれば、例えば登録してたブロックパターンを呼び出す場合、それの名称を覚えておかないといけないので、それならボタンでポチッとする方が楽なのかなとも思います。
まとめ
なんだかStream Deckをディスってしまった記事になってしまいましたが、それは本来のStream Deckの使い方ではないのだと思います。
本当は様々なアプリで使うことを想定しているデバイスですから、ショートカットキーが使いにくいアプリなどであれば、Stream Deckを使うことで作業が格段に効率化できるのだと思われます。
また先程も書きましたがWordPressであっても複雑なことをするのであれば、やはり本デバイスは有用なのではないでしょうか。
一方で私のように、それほど複雑なことをしないユーザであれば、値段に見合う効率化はできないのかなと。
いずれにしても、スマホ版アプリで一度試してみるのがいいと思いますね。
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