ブログ初心者におすすめしたいレンタルサーバー5選【2018年版】

2018年3月28日小説家のためのブログ運営mixhost,WordPress,ブログ

こんばんは、しろもじです。

当ウェブサイトでは、WordPressを使ったブログの開設をおすすめしています。

上記記事にも書いていますが、やはり「小説を書いていたい。いつか出来ればそれを仕事にしたい」と思っている方には、早めにブログを開設することをおすすめしたいのです。

そこで、今回はブログを開設するにあたって、一番の悩みどころである「レンタルサーバーはどこが良いのか?」というものを考えてみましょう。

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ブログ初心者にぴったりのレンタルサーバー5選

「レンタルサーバーと聞くと、なんだか敷居が高そう……」そう思ってしまいますが、今回はそんなブログ初心者の方でも安心して使って頂けるレンタルサーバーを選んでみました。

MixHost(ミックスホスト)

まずは、アズポケット株式会社が運営しているクラウド型レンタルサーバー「MixHost」です。クラウド型というのは、後で説明しますね。

 

メリット

MixHostの一番の利点は、何と言っても「自動バックアップ」。

過去14日間のデータを、追加料金なしで復元できます。

また、ウェブサイトの高速化にも力を入れており、MixHostのウェブサイトによると

  • 表示速度を高速化するHTTP/2&QUIC完全対応
  • 高速性を追求し、一般的なWebサーバーであるApacheよりも数十倍~数千倍高速で完全な互換性を持った「LiteSpeed」Webサーバーを日本で初めて採用
  • 最新のピュアSSD RAID10構成のハイスペックサーバーを採用!
  • WordPressをより高速化する「LiteSpeed Cache」を標準でご提供!

このような対応がされています。

よく分からない? 大丈夫です。簡単に言うと、ウェブサイトにアクセスした時の反応速度・表示速度を、ハードウェア(機器)的、ソフトウェア(プログラム)的に高速化しているということです。

また、クラウド型レンタルサーバーの利点として、将来的にウェブサイトへのアクセスが増えた際に、すぐに上位プランに変更出来る点も見逃せません。

料金も月額880円からという、比較的安い価格で利用できるのもメリットです。

 

デメリット

デメリットとしては、まだ若いサーバー会社なので、アクセス障害が時たま起こるということです。

以前ブログでもお伝えしましたが、一時期はかなりサーバーが不安定になっていました。

ただ、DDoS攻撃というのは、MixHostに非があるわけではないので、一概に悪いとは言い切れません。その時は、他社レンタルサーバーも同様に被害を受けていましたし。

今は、DDoS攻撃など、外部からの不正アクセスについてもかなり対策が取られており、サーバー不調はほとんど見られなくなっています。

X SERVER(エックスサーバー)

「WordPress用のレンタルサーバーと言えばエックスサーバー」というくらい有名なレンタルサーバーです。

 

メリット

X Serverの良いところは「安定したサーバーが、900円から利用可能」ということです。

しかも、データを保管するストレージはSSD200GBから。

MixHostだと、一番お手頃価格のプランでSSD40GBですから、約5倍の容量になりますね。

また、何と言ってもWordPressサイトでの採用例が多いので、トラブル時にもネットで検索すると、解決策が多いのも利点と言えるでしょう。

 

デメリット

正直あまりデメリットはないのですが、上で「料金近いのにMixHostよりもストレージ多い」のには理由があって、MixHostに比べると「バックアップは無料14日間、しかし復旧は有料」という点が異なります。

まぁ「復旧することが、どの程度あるのか?」と考えると、あまりない気もしますので、デメリットと言って良いのかどうかは分かりません。

wpX

wpXは上記X Serverと同じ会社が提供している、クラウド型のレンタルサーバーです。

 

メリット

初期費用0円。月額500円から利用でき、クラウド型の特徴でもある「いつでもすぐに拡張」できるのが魅力です。

また、WordPressに特化したサーバーになっていますので、将来的にアクセス数が増えても運用可能(要アップグレード)なのも特徴ですね。

現に月間100万PVを超えるウェブサイトでも、多く採用されているようです。

WordPress以外には使わないのであれば、初期投資も少なく済みますし、後々まで長く使えるサーバーと言えるでしょう。

 

デメリット

こちらもX Server同様にバックアップは無料、復旧は有料になっています。

また、料金的にはライバルのMixHostも初期費用0円、月額880円からとなっていて、そちらはストレージSSD40GBですから、コスパ的には微妙な位置関係になっています。

さくらレンタルサーバー

レンタルサーバーの老舗と言っても良いほどの歴史を持つさくらレンタルサーバー

 

メリット

さくらレンタルサーバーの魅力は、何と言っても料金とストレージのコスパの良さだと思います。

一番安いプラン「ライト」では月額129円で10GB。「スタンダード」では月額515円で100GBのストレージ容量を誇ります。

正直、普通にブログを運営するだけですと、MixHostの40GBでも持て余すと思いますが、100GBもあれば複数ブログを運営することだって楽々です。

 

デメリット

さくらレンタルサーバーのデメリットは「あまり最先端の技術を取り入れていない」ことにあります。ある程度枯れた技術を使って(と言っても古くはありません)いるので、その分コスパは良いのですが、SSD化されていないサーバーの反応速度は、MixHostなどと比べてやや遅く、もっさりしています。

ロリポップ

さくらレンタルサーバーと同じく、レンタルサーバー界の老舗です。「ロリポ」と聞いてピンときたら、私と同年代かもしれません。

 

メリット

ロリポップも低価格帯のレンタルサーバーと言えるでしょう。

「ライトプラン」で月額250円ストレージ50GB、「スタンダードプラン」500円でストレージ120GBと、さくらレンタルサーバーを上回るコスパの良さです。

WordPressは設置できませんが、月額100円10GBのエコノミープランがあるのも、特徴ですね。

 

デメリット

昔からよく言われていたのですが、ロリポは遅い。サーバーの動作がもっさりしています。

動かなくなるほど低速ではありませんが、アクセスが集中するともたつきます。

しかし、アクセス数をそこまで増やす予定のない、趣味のブログであれば充分と言えるかもしれません。



タイプ別ベストレンタルサーバー

さて、ここまで5つのレンタルサーバーをご紹介して参りましたが、どうでしょうか?

分かりましたか?

と言われても、恐らく「特徴は分かったけど、結局どれが良いのか分からない」と思われている方もいるのではないでしょうか?

そこで「タイプ別におすすめのサーバーはこれだ!」というものをランキング形式で解説します。

 

「安定性! とにかく安心感が欲しい!」という方におすすめのレンタルサーバー

  1. エックスサーバー
  2. wpXクラウド
  3. さくらのレンタルサーバ

【一言コメント】

ここはエックスサーバーの独壇場。

 

「ゆくゆくは大規模サイトに育て上げたい!」という方にぴったりのレンタルサーバー

  1. wpXクラウド
  2. MixHost
  3. エックスサーバー

【一言コメント】

上位2つは、クラウド型レンタルサーバーなので、アクセス数に応じて臨機応変にプラン変更可能。

 

「あ、しまった!」WordPressでうっかり設定ミスしても安心できるレンタルサーバー

  1. MixHost

【一言コメント】

ここは敢えてバックアップ、復元無料のMixHostのみ推しです。他社でも有料ならば復元あります。

 

高コスパのレンタルサーバーが良い!

  1. さくらのレンタルサーバ
  2. ロリポップ!
  3. wpXクラウド

【一言コメント】

あくまでも価格とストレージなどを比べた結果です。初期費用だけで言えば、wpX、MixHostなどのクラウド型レンタルサーバーは0円になります。

レンタルサーバーを選ぶ際に気になる用語解説

最後に、レンタルサーバーを選ぶ際に気になる、いくつかの専門用語に関して、簡単に解説しておきます。

 

クラウド型レンタルサーバー

通常のレンタルサーバーとクラウド型のレンタルサーバーは、通常ひとつのサーバーを複数の人で共有して使うようになっています。

中でもクラウド型と呼ばれるものは、サーバーの中を仮想的にそれぞれのサーバーとして独立させているものを呼びます。

例えれば、一部屋で複数の人が雑魚寝するのが通常のレンタルサーバー。間仕切りして、一部屋ごとに見立てているものがクラウド型レンタルサーバーと言えます。

 

SSD

SSD(Solid State Drive ソリッド・ステート・ドライブ)とは、記憶装置の一種です。パソコンなどの記憶装置(ストレージ)にはハードディスク(HDD)が使われていることが多いですが、最近ではこのSSDが使われることも増えてきました。

SSDはHDDと違い、物理的に動いていません(HDDは回転する円盤に書き込みます)。

これにより書き出し・読み出しの高速化が図れます。これはウェブサイトにも言えることで、SSDをストレージにしているレンタルサーバーでは、高速な処理が期待できます。

 

Apache、LiteSpeed

ApacheやLiteSpeedというのは、サーバーのための基本ソフトになります。

レンタルサーバーには、これらが搭載され、その上でWordPressなどのソフトが動いています。

Apacheは伝統的なサーバーソフトで、LiteSpeedはApacheの互換性を持つ、より高速化が図られたものになります。

 

RAID10

RAID10とはストレージの構成の行い方のひとつで、ストライピングとミラーリングを使うことによって、高速化と冗長性を確保するものを指します。

ひとつのストレージにA、B、C、Dとデータを順に書き込んでいくと、順番待ちができ遅くなりますよね。

そこでストレージをわけ、ひとつにA、C、もうひとつにB、Dと書き込んでいきます。これにより、Aを書き込んでいる内に、Bを書き込めるので高速化ができるというわけです。

更に、このA、C(B、D)と書き込んだストレージをミラーリングと言って、別のストレージにコピーします。

これにより冗長性(故障しても復旧しやすい)を保つこともできるというわけです。

ただ、ストレージが4つ必要になりますので、高いのです。

まとめ

ブログを始める際に、レンタルサーバーを借りる方法と無料ブログを使う方法があります。

無料ブログの場合は、当然初期費用も運営費用も掛かりませんが、勝手に広告が出てきたり、サービスが終了するとそこまでで終わりということになります。

一方、レンタルサーバーを使ってWordPressでのブログの場合は、一生使っていけるという利点があります。

また、余程反社会的でない限り、ブログ記事の内容を勝手に削除されたりブログを閉鎖されたりすることもありません。

お金が掛かる、と言っても月額で1,000円未満程度ですから、年間でも1万円程度です。

学生の方ですと、もしかすると「キツイ」と思われる方も多いかもしれませんが、社会人の方であれば、そこまで負担にはならないかと思います。

Google AdSenseなどを使って、広告収入を得れば、ほとんど無料で運営することも可能ですしね。

 

レンタルサーバーとWordPressを使ったブログ運営の記事は、当ブログにもありますので、良かったら参考にしてみて下さい。

今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

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