【AppleWatch9】AppleWatch3を約4年間使ってきた私がSeries9に買い替えて結構驚いたことと変わらなかったこと
こんばんは、しろもじです。
随分長いこと使ってきたAppleWatch3(以下3)が遂に壊れてしまったので、最新機種のAppleWatch9(以下9)に買い替えました。
久々の買い替えということもあり「おぉ!」と驚くことがあった一方で「え、4年も経ってるのに……?」と思ったことなどもあったりしましたので、今日はその辺りについて書いてみたいと思います。
思ってたほど変わらなかったこと
最初にネガティブな意見から書いてみましょう。
9を買うにあたってネットで買うか実店舗で買うか悩んで、普段はネットで買っちゃう派なのですけど今回はサイズを知りたくて岡山駅前のビックカメラさんで買うことに。
というのも、3を買ったのもビックさんだったんですけど、当初は小さい方を買う予定が実機を見て大きい方に変えたという経緯があったんですよね。
AppleWatch Series3は38mmと42mmがラインナップされてて、最初は38mmを買おうと思ってたものの、あまりに小さくて店頭で42mmに方針転換したというわけです。
その辺りは以下のリンク先の記事に書いています。
今回買う9は41mmと45mm。
41mmだと僅かにサイズダウンすることになるし、かといって45mmだと大きすぎないか?
それを確認しに店頭に向かったのですが、結論としては45mmでも全然大きいとは感じませんでした。
ネットで見てる限りでは「かなり大きい」と思っていただけに、これは悪い意味で予想を裏切られました。
あと、筐体やベルトも3からあんまり進化していない感じがしました。
細部を見ていけば違う部分もあるのでしょうけど、パッと見たときに「おぉ、進化してるぅ」と感じられなかったということですね(個人の感想です)。
その点はiPhoneなんかでも、機種変更でドキドキするようなことはなくなってしまったわけですが、AppleWatchならまだ何かしらの進化の余地があるのだろうと勝手に思っていただけに少し残念なところ。
少しだけフォローしておくと、9は3に比べって画面のベゼルが随分狭くなってるので、表示される情報はかなり増えている感じがします。
特に腕につけた際にパスワードを入力するのですが、このボタンは格段に押しやすくなりました。
ただこれも勉強不足だった私が悪いのですが、画面が広くなった分もう少し実用的なウォッチフェイスがあるのかと思ってたんですよね。
でも実際には使い勝手が良さそうなのはあんまりないかなぁという印象。
もちろん3よりはよくはなっているのですが……。
ダブルタップは意外と使えるような使えないような……?
8からの進化があまりない9ですが、唯一といっていいトピックスが「ダブルタップ」ではないでしょうか。
AppleWatchをつけている手の人差し指と親指を2回トントンとくっつけることで、予め設定してる機能が使えるというのがダブルタップ。
例えば電話がかかってきたときに、指をトントンとすると出ることができたり、タイマーを止めたり音楽の停止再生ができたりします。
正直なところ、電話に出たりタイマー止めたりは画面を触った方が早い気がします。
ただAppleがいうように、手が塞がってるときなんかには便利な機能かもしれません。
このダブルタップで私が一番気に入ってるのが「スマートスタックを呼び出す」という機能です。
スマートスタックは(たぶん)WatchOS10から追加された機能で、ウィジェットを登録しておける機能です。
天気やリマインダ、カレンダなどのウィジェットを追加しておけば、ダブルタップするたびにそれをめくっていけるようになるわけです。
これの何が便利かというと「ウォッチフェイスに全ての情報を表示させなくても良くなった」という点。
つまりウォッチフェイスはシンプルなものにしておいて、天気予報を見たいときはダブルタップして確認するという使い方ができるわけですね。
ただ、何週間か使ってみて結局ウォッチフェイスで見たほうが早い情報もあったりするので、元に戻しちゃいましたけど。
技術的には相当難しそうですが、もう少しジェスチャの種類が増えて操作がやりやすくなると、実用度が上がるのかもしれません。
バッテリーの持ちは不満ないレベルまで。画面常時表示は素晴らしい
AppleWatch3の場合はバッテリーがへたってきていたのもありますが、朝から使って夜にはバッテリーが10%くらいになってしまうことが多かったです。
9になってワークアウトなどを行った場合で、夜に50%くらい。
表示させるだけならギリギリ2日は持ちそうな勢いです。
充電速度は3よりも早くなった気がしますが、これは気のせいかもしれません。
私の場合、お風呂に入る前に充電始めて、約1時間後に再び装着するようにしていますが、これで満充電になります。
バッテリーの持ちに関連しているかもしれませんが、画面が常時表示になったのはやはり素晴らしいの一言。
これは9からではないので、3から買い替えた場合の話ですけど。
iPhoneも常時表示になって使い勝手がよくなりましたが、常に身につけているAppleWatchの方が常時表示のありがたみはあるように思われます。
速度や容量面では流石に進化が
比較対象が3なので当たり前といえば当たり前なのですが、操作する際のキビキビ感は全然違います。
3の場合だと殆どの操作では普通に動いていたように思えてましたが、9を使ってみるとラグがあったことに気づきました。
ちょっとだけ反応が遅いんですよね。
考えようによっては、2018年発売の3が未だにその程度の操作感で使えていること自体がすごいともいえそうですけどね。
ストレージに関しては3で一番不満があった部分です。
途中から改善されたのですが、一時期はアップデートのたびにApplewatchをリセットし直さないといけないらい、ストレージの容量はぱっつんぱっつんでした。
アプリを消して音楽も消して……とやってもだめで、常にギリギリ。
それもそのはずで、調べてみたところ8GBしか搭載されてなかったみたいです。
セルラーモデルだと16GBらしいです。
それが9では64GBに!
購入直後の素の状態で使用可能領域が約55GBもあるので、当面困ることはなさそうです。
ストレージってあまり必要なさそうですが、音楽をAppleWatchに入れておけば散歩のときにiPhoneなしでもAirpodsで音楽を聞くことができるので、意外と便利なんですよね。
まぁでも冷静に考えたら、いくらAppleWatchのようなウェラブルデバイスであったとしても、今どき64GBの容量って少ないですよねぇ。
単純比較はできませんが、SSDやMicroSDカードなどのコスパを考えると、余計にそう思ってしまいます。
SEは購入候補にならなかった?
前回3を買ったとき、最新のAppleWatchは5で、2代型落ちという状態でした。
今回は古い機種が併売されてなかったのですが、代わりにSEという機種がラインナップされています。
では、前回同様にSEにすればよかったのでは?
9とSEの違いはいくつかあるのですが、大きく言えば心電図の機能の有無、ダブルタップの機能の有無、血中酸素ウェルネスアプリの有無などになります。
詳しくは以下のAppleのサイトにてご確認ください。
私が重要視したのが心電図とダブルタップ。
心電図はちょうど心臓詰まった直後だったので(笑)。
あとはSEが意外と高かったというのもあります。
SEが34,800円からで、9が59,800円から。
3はたしか2万円くらいだったので、かなり割安感があったんですよね。
SEが3万円代中盤なら、6万出して9を買ったほうがいいかな、と。
ただSEと9の価格差が2万5千円ほどで、今となっては心電図もダブルタップもそんなに必須じゃなかったかな、と思ったりもするので、普通の人はSEでも十分かもしれませんね(もしくは8)。
まとめ
文中でも書きましたが、今回一番想定外だったのが画面の大きさ。
もう少し大きくなってると思っていたのですが。
まぁこれ以上の大画面を求めるならUltraを買えってことでしょうか(あちらは49mm)。
Ultraはすごいとは思うんですけど、あまりにも価格が高すぎて、とても私の稼ぎでは買えません(笑)。
機能的には3でも十分使えたのですが、もっとも感動したのが、操作の引っかかりのなさにストレスを感じなくなったこと。
またストレージが大幅に増えることによりAppleWatchに音楽を入れておくことができ、ウォーキングなどのときiPhoneなしでもAirPodsで音楽を聞くことができるようになったことなど、AppleWatchの機能をフル活用できるようになったのが良かったかなと思います。
一方で8以前のモデルをお持ちの方で、現状特に不満がない場合は、特に買い替えを急ぐ必要はないのかもしれません。
ダブルタップは便利ですが、結局画面を触った方が早かったりしますし、ちょっと中途半端な気がしますしね。
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