Macで小説やブログを書く時に、覚えておきたいキーボードショートカット
Macを使って小説やブログを書くとき、いくつかのキーボードショートカットを覚えておくことで、作業効率を格段にアップさせることができます。
Macでのキーボードショートカットはとてもたくさんあるので(詳しくはAppleのこのページを参照して下さいね)、今日はその中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
全てを覚える必要はないのですが、頻繁に行う作業のものだけでも覚えておくと、作業の中断(手をマウスに持っていく)ことが減って、効率が上がると思います。
エディタで書いた文章を、コピペするときに便利なショートカットキー
文章全体を選択する[command+A]
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テキストエディタやScrivener3などで開いているファイルの文章全体を選択する場合は[command+A]のショートカットを使います。
選択した文章をコピーする[command+C]
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選択した文章をクリップボードにコピーする場合は[command+C]のショートカットキーを使います。
切り取る場合は[command+X]です。
コピーした文章を貼り付ける[command+V]
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コピーした文章を貼り付ける場合は[commad+V]のショートカットキーを用います。
それらを組み合わせると
エディタで書いた文章を[command+A]で選択し、[command+C]でコピー。小説投稿サイトの投稿ページを開いて[command+V]で貼り付けるという作業ができますので、マウスを使うよりも簡単にコピペを行うことができますね。
覚え方
commandキーは覚えるしかないとして、Aは「All」、Cは「Copy」の略ですね。
困るのが貼り付けのVです。ペーストならばPのはず。ですが、一般的にPはPrintのショートカットキーになっています。
どうしてこうなったのかは、どうやら不明のようですが、Pだとキー配列的に遠いのでCやXの近くにあるVが選ばれたのではないでしょうか。
慣れてくればキー配列で覚えてしまいますが、始めは「ヴェースト(ペースト)」と覚えるといいかもしれません(やや巻き舌で)。私はそう覚えました(笑)。
文章編集中に便利なショートカットキー
カーソルを行頭に移動させる[command+◀(左矢印)]
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文章編集中のカーソル位置を、行頭に移動させるには[command+◀(左矢印)]のショートカットを使います。
気をつけたいのは、段落の頭ではなく文字通り「行の頭」に移動することです。
行末に移動させる場合には[command+▶(右矢印)]を使います。
カーソルを文章の先頭に移動させる[command+▲(上矢印)]
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カーソル位置を、ファイルに書かれた文章全体の先頭に移動させるには[command+▲(上矢印)]を使います。
文末に移動するには[command+▼(下矢印)]ですね。
ちなみに「カーソルを単語の先頭に動かす」ショートカットキーとして「Option+◀(左矢印)」というものもあるのですが、日本語の場合正しく単語を認識しないので、あまり使えません。
一文字一文字移動するよりは、若干高速にカーソル移動をさせることができるので、覚えておくと多少は便利になるかも?
文章を選択する[Shift+矢印キー]
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カーソルのある位置からShiftキーを押しながら矢印キーを押すことで、文章を選択状態にすることができます。
[Option+Shift+上矢印]で段落の先頭まで、[Option+Shift+下矢印]で段落の最後まで一気に選択することも可能です。
先に説明した「コピー・ペースト」などと組み合わせると、文章の入れ替えなどもスムーズに行えるようになるかと思います。
が、私はあんまり使っていません(笑)。
滅多に文章をコピペで入れ替えることがないからです(基本は消して書き直す)。
入れ替えを頻繁に行う方なら、覚えておいて損はないかと思います。
カーソルの右にある文字を消す[fn+del]
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Macの標準的なキーボードでは、Windowsの「Back Spaceキー(BSキー)」に当たるものが「deleteキー」になります。
つまり「BSキー」も「Macのdeleteキー」も「カーソルの左にある文字を消す」という機能を持っています。
一方でWindowsには「deleteキー」もあります。これは「カーソルの左にある文字を消す」というものですね。
Macのキーボードの中には、この機能を持ったものもあるそうですが、ないものがほとんどのようです。
その場合「カーソルの左の文字を消す」には[fn+delete]というショートカットを使います。
正直、あまり便利ではないので私は全く使っていませんが、Winのdeleteキーを多用する方であれば覚えておくといいかもしれませんね。
GIMPのショートカット
フリーの画像編集ソフト「GIMP」でも、たくさんのショートカットキーが用意されています。
が、普段はツールパレットなどから作業を選択して行うことも多いので、あまりショートカットキーを使うことは(私は)ありません。
ただ、よく使う機能として「選択範囲の境界線を描写する」と「上書きエクスポート」があり、これらはメニューから行うよりもショートカットキーに登録した方が、より効率的に画像編集を行うことができます。
ショートカットキーはカスタマイズすることができ、GIMPのメニュー「GIMP > キーボードショートカット」から編集できます。
キーボードショートカットでは、メニュー内容が表示されていますので、左の▶マークをクリックしてメニューを開き、該当の機能を選んでから割り当てたいショートカットを押すことで割り当てることができます。
例えば「ファイル」メニューの「上書きエクスポート」をクリックして「Shift+A」と押すと、ファイルを編集後Shift+Aキーで上書きエクスポートを行うことができるようになります。
あまりややこしい機能を登録してしまうと、逆に覚えるのが大変になってしまいますので、よく使いかつ面倒なものを使いやすいキーに割り当てていくと効率的かと思います。
資料集めのショートカット
最後はやや番外編ですが、ウェブサイトを回っていて「あ、これはちょっと便利なページだな」と思うことってありますよね。
ブックマークしておいてもいいけど、ちょっと後で見直したいだけだし……フォルダに入れるのも面倒だし……。
そんなときに便利なのがSafariの「リーディングリスト」です。
リーディングリストは、簡単に言うと「後で読む」機能です。
リストにサッと追加しておくことで、後で(設定でオフラインでも)読むことができますのでとても便利です(リーディングリストについては長くなるので、また別に記事にします)。
リーディングリストに保存する際にはアドレスバーにカーソルを当てると出てくる+ボタンをクリックしますが
これのショートカットキーは[Shift+command+D]になります。
でも、これって逆に面倒ですよね。MacBookでもMacでもトラックパッドやマウスを使って閲覧しているわけですから、そのままアドレスバーに移動してクリックした方が早いと思います。
一方で「記事中にあるリンク。このリンク先を一旦保存しておきたい」という場合もあるでしょう。
わざわざリンクをクリックして、ページが移動した上でリーディングリストに追加。また元のページも戻るっていうの面倒ですよね。
その場合は「Shiftキーを押しながらリンクをクリックする」ことで、リンク先をリーディングリストに追加することができます。
TEXT FIELD TopPageへのリンクを用意しましたので、試してみて下さい。Shitf+クリックですよ。
これを使えば、今読んでいる文章に集中しながら、補足的な記事で興味のありそうなものだけをリーディングリストに追加しておいて、後でまとめて読むということができます。
まとめ
ショートカットキーはあくまでも作業を効率的にこなすためのものです。
「本当によく使うショートカットキーは、知っていれば自然と覚える」とも言えます。
無理にあれこれ覚えるのではなく、ある程度絞って覚えておくと作業などが効率的にできるようになると思います。
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