プロットの話 再び [投稿報告:家族編集部 第29話]
こんばんは、しろもじです。
小説投稿サイト「カクヨム」に『家族編集部 第29話』を投稿しました。
昨日辺りから、体の調子も戻ってきて、現在34話まで書き終えました。
というか、34話でも終わらない(笑)。見込みが悪すぎです。
後半、相当サラッと終わらせる気だったみたいです。
その手は、以前使ったので、今回はある程度キチンと書き切ろうとは思っていますが、その分長くなってしまっているんですよね。困ったものです。
そして再びプロットの話
以前「次回作のプロットを創っているけど、難しい」という話をしました。
その記事内でも書いたんですけど、次回作は「Scrivener3」というソフトを使って創っています(まだプロット段階ですが)。
ずっと前にプロットの話をした時は「何回かに分けて書いている」とお話ししたかと思います。
「Replace」がその創り方だったんですよね。
初稿、第2稿……みたいな感じで、始めはとにかく勢いで書いて、それに肉付けしたり削ったりしながら、最終的に終わりまで書いちゃうみたいな創り方です。
この方法の難点は「書き直すのが面倒」ということでした。
2稿辺りまでは良いのですが、3稿目、4稿目辺りになってくると、中身もかなり充実してくるので、新しくエピソードを入れたりするのが億劫になってくるんですよね。
ただ入れるだけなら問題ないのですが、中には大幅に書き直さないといけない箇所まであったりして「そこまでしたくない」という思いで、止めちゃうこともあったり。
「王立勇者育成専門学校総務課」からは、箇条書きのプロットだけを創っておいて、それを元に随時書いていく方式でやってみました。
結果としては、何度も書いているように「いつの間にかずれてる」作品になってしまい、やはりプロットって大切よね、という結果になりました。
「家族編集部」では、もう少し練り込んだプロットを創っておいて、そこにほぼ沿う形で書いていく方式になりました。
結果としては、多少変えた部分はあったものの、ほぼ当初決めた通りに話が進んでいます。
ただ、上にも書いたように「ペースが掴みづらい」ということが分かりました。
カクヨムなどに連載していると、あんまりどうでも良い気がしてくるのですが、やはり「◯◯話で終了予定」みたいなペース配分は、書く側として理解しておかなければならないかな、と思います。
そして次の小説は「Scrivener3」を使っていると言いましたが、これは以前記事に書いたように「カード」を使って、プロットを練ることが出来ます。
更に、最近本格的に触ってみたのですが、アウトラインでも編集することができます。
カードと切り替えだけで使えるので、どちらがやりやすいか、という話だけなんですけどね。
個人的にアウトラインって、あまり触ったことがないんですよね。
論文的なものを書く際には、とても有効な方法だと思うんですけど、小説だとなんとなく違うかなぁと思っていたんです。
アウトラインって、先に構成を決めてから、そこに本文を落とし込んでいくわけじゃないですか。
設計図を創っておいて、中身は後から。
小説でそれをやると、書くことが作業になってしまわないかと思っていたんですよね。
でも、改めて「Scrivener3」を使ってみて、もしかしたら違う使い方もあるんじゃないかと思い始めています。
今やっている使い方は
- まず、小説をざっくり頭から書く(1万字ちょっと)
- 次にそれを分解してアウトラインに流し込む(つまり見出しを付ける)
- その項目を見直して、エピソードの入れ替えや削除、追加を行う
という感じです。
つまり(1)は、勢いで書いてしまう。
(2)で、それを分解することで構成を見直す
その時点では、勢いだけで書いているので、どうしても流れが単調になったり、無理やりな展開になったり、御都合主義になったりしている。
だから(3)でそれらをまとめ直す。
まぁ、今はまだ(2)までしかやってないので、なんとも言えない所ですが、これだと作業感がいい感じになくなりそうで、上手くいけばいいなぁと思っている所です。
一番の問題は「今プロットを創っている小説が、思っていた以上に面白くなさそう」なことでしょうか(笑)。
分解してみて、やっと分かりました。これはこれである意味収穫と言っていいでしょう。
企画自体は、別に2つくらいはあるので、どちらかでやり直すのか、今のプロットが面白くなる方法を思いつくのか。
「Scrivener3」で良い所は、こういうふうに「いくつかのプロットを並行して編集できる」という点もあるかもしれません。
テキストベースでも出来ないことはないんですけど、(2)までやっておけば、後は足したり引いたりするだけですからね。
家族編集部は、ここからできるだけ毎日投稿して、終わりまで書き上げて行きたいと思っています。
そしてできれば、終わり次第、次の作品をすぐにでも投稿したいと思っているのですが、できるかなぁ?
それでは、今日はこの辺で。
おやすみなさい。
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