カクヨム・小説家になろうに、小説を2作投稿してみて分かったこと

小説投稿記カクヨム,小説家になろう

こんにちは、しろもじです。

 

昨日、小説投稿サイト「カクヨム」「小説家になろう」に王立勇者育成専門学校総務課の最終話を投稿したこと、また同作の振り返り(と書いて「言い訳」と読む)も簡単に行いました。

これで完結済みの作品はカクヨムで2作、小説家になろうでは1作となりました。投稿作家としては、まだまだ駆け出しと言っても良い位ですが、それでも少し分かったこともありました。

ある意味、この時期でしか分からないこともあると思いますので、ここで一旦まとめておきたいと思います。

願わくば、将来の書き手さんの参考になりますよう。

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やっぱり「小説家になろう」の方がPVは多い

これは事前にはある程度分かっていたことでしたが、実際に投稿してみるとカクヨムに比べて小説家になろうのPVは4倍から6倍ほど多かったです。

人によってはもっと差が付く場合もあるかと思いますし、逆にそこまで差が付かない場合もあるかもしれません。

どちらかの投稿サイトで、ある程度場数を踏んだ方でしたら、そうなるのかもしれませんが、私のようにまだまだ駆け出しの場合は、この辺に収束するではないかと思います。

交流は大切

今回、小説家になろうでは、投稿のみ行って他の作品をレビュー、ブックマーク、評価は一切行いませんでした。理由としては実験的な意味もあったのですが、如何せん時間が足りなさすぎて、両サイトで活発な活動を両立させるのは難しいと思ったからです。

 

結果としては、小説家になろうでは前項で書いたようにPVはカクヨムを凌駕しましたが、評価、ブックマークはほとんどありませんでした。もちろん、前提条件として「小説が面白くない」というのはあると思います。残念なことに。

しかし、同じ小説を投稿して反応の違いというのは多少はあったかな、とも思います。

 

もちろん、他の作家さんと仲良くなって「相互に評価しあう」というのが、正解だというつもりはありません。

しかし、私も投稿するまですっかり勘違いしていたのですが、両投稿サイトは「投稿サイト」ではなく「小説を媒体としたSNS」だと気付きました。特にカクヨムはその傾向が強いのではないかと思います。

これについては賛否あるかもしれませんが、私は今のところそう思っています。元々何も土台がないところから、いきなり投稿して、それが凄く読まれる可能性は低いかと思います。ですので、やはり他の作家さんの小説を読んで、評価したりレビューしたりや、もしくはツイッターなどで交流をしながら、少しずつ読んでもらえる方を増やしていく必要はあると思います。

 

カクヨムにおいて私の場合は、原則として「今投稿されている全ての話を読みきらない内は、レビューは書かない」、連載ものを追いかけている時は「面白かったら『応援する』を押す」ようにしています。

これは別に決まりごとではないので、いきなりレビューを書くのも悪くはないと思いますけど、やっぱり最後まで読んでから書きたいという気持ちがあるからなんですよね。

まぁ今のところは、という話なので今後は変わるかもしれませんけど(笑)。

 

完結後にPVは伸びる

「小説は最新話のみ伸びていって、完結後は読まれることはない」と思っていたので、これは意外でした。

以前の投稿記で、私の第1作目「Replace」のPVが伸びてるっていう話をしました。

王勇12話の投稿記ですから、完結後13日ほど経っているのですが、そこからのPVの方が伸びているということになっています。(完結直後50PV→13日後127PV)

そして、今現在(11月26日)のPVは151となっています。まだ増えています! いや、本当にありがとうございます!!

 

恐らくこれは、最新話の王勇を見て「なんだ、ツマラン。もっと面白いの書いてないのか?」と、別の作品に食指を伸ばしてくれたからだと思います。

 

しかし、今回ちょっと違う傾向が見られました。

  24日夜 26日朝
カクヨム 175 207 32
小説家になろう 729 1378 649

まず、小説家になろうがびっくりするくらい増えています! というか全23話の内22話投稿分に匹敵するくらい、完結後が増えているのには驚きました。

これは恐らく「完結済みの連載小説」に載ったことが大きかったんじゃないかと思うんですよね。ここも結構早いペースで流れていきますが、新着に比べるとまだマシなので、比較的目に付くことが多かったのではないかと思います。

また「完結したものを一気に読みたい」という方もいるのかもしれません。

 

またカクヨムの方にも「最近完結した小説」という項目があるのですが、こちらは「8万字以上」という縛りがあります。王勇は最終的に47,000字程度でしたので、ここに載ることはありませんでした。

ですので「新着」に載っている時に「完結済み」という表記を見て、読んで下さった方がいたのかな、と思います。

 

今後、Replaceの時のようにジワジワと増えていくのか、ちょっと楽しみですね。

 

まとめ

実際に小説を投稿して、完結して、次作を投稿して……ということをやっていかないと分からない部分もたくさんあるということが分かりました。

やはり一番思ったのは「ただ投稿だけしていては、なかなか読んでもらえるチャンスすら生まれない」ということでした。

まぁ、もちろん「驚くほど面白い小説」を書ければ、放っておいても人気は出て来るんだと思いますが、それでも「しろもじ」の作品というのを好きになってもらうには、色々と努力は必要です。

逆に私も何人かの作家さんは「あぁ、この人凄いなぁ」と思っています。

そういう作家さんが次作を発表したら、きっとすぐに読みに行くと思うんですよね。それに、読む読まれる以前に、小説を媒介とした交流って思っていた以上に面白いですからね。

 

もし、あなたがまだカクヨムにも小説家になろうにも投稿したことがないのでしたら、まずは思い切って投稿してみることが一番良いかと思います。始めは緊張しますけどね。

でも大丈夫です。いきなりそんなに読まれたりしませんから(笑)。気楽にいきましょう。

私がRepleceを投稿して丸一日経った時に書いた記事を紹介しておきます。勇気が出ますよ(笑)。