キャラクタの数とストーリー構成|『冒険者あがりの魔王さまは、仲間たちと優しいダンジョンをつくりたい!!』第35話
『冒険者あがりの魔王さまは、仲間たちと優しいダンジョンをつくりたい!!』の第35話「魔導器の専門家」を小説家になろうに投稿しました。
ただいま絶賛大スランプ中で、ストックがなかなか増えません……(スランプって今でも言うのかな?)。
今年に入ってから、私生活で色々と考えなきゃいけないことが多くって、そういうときってブログのような文章なら書けるんですが、創作はできないんですよ(書ける書けないで言えば、書けるんですが、自分でも「なんだこれ?」ってのしか書けない)。
今月中にはなんとか片付けたい……と思っているのですが、こればっかりはどうなることか分かりません。こういうとき、気持ちをビシッと切り替えられる人は本当にすごいなと思ったりもします。
そういうわけでストックはなかなか積み上がっていかないわけですが、一応小説のことは考え続けています。その中で以前の投稿記でも少し触れた「小説の構成」について、特に色々考えています。
キャラクタの数とストーリー構成
上のリンク先の記事でも触れたように「第一章はやや構成に難があったな」と自分では思っています。
良くなかったのは分かっていたのですが、具体的にどこが悪くてどのように直せばいいのかというのは、自分でもまだ曖昧です。
でも、一応考えてみた感じでは
- 1話ごとにストーリーは進んでいくが、キャラクタの出入りが多すぎて煩雑になっている
- 同時にひとりのキャラクタの深堀りが進んでいないため、どんなキャラなのかが分かりにくいかもしれない
てな感じで、結局のところストーリー重視になってしまって、キャラに光が当たっていないというのが、個人的な振り返りになります。
もう少し具体的に言えば、各話の登場人物をざっくり挙げてみると
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ
- アルエル・キョーコ・ボン
- アルエル・エル・ラエ
- アルエル・エル・ラエ
- アルエル・エル・ラエ・サキドエル
- アルエル・リーン
- アルエル・リーン・エル・ラエ
- アルエル・エル・キョーコ・テレーゼ
- キョーコ・テレーゼ
- キョーコ・テレーゼ
- キョーコ・テレーゼ・カールハインツ
- キョーコ・テレーゼ・カールハインツ
- アルエル・キョーコ・エル・ラエ・ボン・リウ・メレス・ファロス・ガラ
- アルエル・キョーコ・エル・ラエ・ボン・サキドエル・ミミ・ランドルフ
- アルエル・キョーコ・エル・ラエ・ボン・サキドエル・ランドルフ
- アルエル・キョーコ・エル・リーン・ラスティン
- アルエル・キョーコ・ラスティン・コーウェル・ヒュー・ニコラ・ボン
- ランドルフ・アルエル・キョーコ・ボン・ミミ・エル・リーン
- リーン・アルエル・キョーコ・エル・ランドルフ
- アルエル・キョーコ・エル・ボン・ランドルフ・サキドエル・リーン
- ランドルフ・サキドエル・リーン・キョーコ・アルエル・ボン・テレーゼ
- キョーコ・エル・ラエ・アルエル・テレーゼ・ボン・ラスティン・コーウェル・キリツ
ちょっと長くなりましたが、一応会話しているキャラはこんな感じです(主人公のバルバトスは、一人称小説のため省いています)。
あくまでも自分の見立てですが、22話辺りまではキャラ数も少なく分かりやすさで言えば問題ないと思うんですよね。ただその代わりに「キャラの深堀りができているか?」と言うとそんなわけでもない。
会話で楽しい雰囲気を伝えようとしてはいるんですけど、キャラがどういう人間なのかって部分があまり書けてなかったかな、と思うんです。
反対に、一気にキャラクタが増えてきた23話以降は、とにかくキャラクタが出たり入ったりで忙しい。書いている本人は当然分かっているんですが、後から読み返すと「読んでいる人は分からないだろうな」と感じました。
それにキャラが増えているということは、当然ひとりのキャラに割り当てられる文量も減っちゃうので、火当然的に「出てくるだけ」のキャラも増えてきます。
メインのキョーコなんかも、2話で戦闘シーンがあった後は、18話のクエストまで絡みが少なかったですから。
「キャラクタメインのストーリー展開」なのを目指している割には、キャラの扱いがなっていなかった気がします。
こういう小説だと、どうしても「新キャラを次々出していく」と言う展開になりがちなので、ひとりひとりをもう少ししっかり書いていかないと「空気キャラ」が量産されるだけになっちゃいそうですからね。
そこで前にも書いたように「3話を1ブロックとして、1キャラクタをメインに据えた展開にする」ということにしました。
それを決めたのが今回投稿した35話を書いた後だったので、一応35話は新キャラ「薄月」の回になっています。
その後36話から37,38話までの3話はアルエル回。39-41話は別のキャラ……という感じにしていく予定になっています。
想定読者層が男性なので(女性は読むなと言っているわけじゃないですよ)、メインに据えていくのはヒロインキャラになるわけで、今登場しているヒロインたちはアルエル・キョーコ・エル・ラエ・リーン・テレーゼ・薄月ですので、まずは彼女たちの話を回しながらになりますね。
男性陣は絡む形で登場してもらう予定ですが、こちらもある程度は書かなきゃいけませんし、ストーリー自体も進めなきゃなので、その辺りはよーく考えていかないといけないなぁと思っています。
難しいね……。
実は後2人ほどヒロインはいるのですが、彼女たちはもう少し後の登場になる……んですけど、それはそれでどうなのかなぁとも思ったり。
ただ1巻完結(≒13万字程度)を目指しているものであれば、メインヒロインは全て登場してないとマズイ気もしますが、あくまでも連載ものと考えると追って出てくるという方法でもいいのかな……?
この辺りは少し悩み中です。
ま、しばらくは決めたことを書かなきゃ。
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