「壁に向かって話す」という話 [投稿報告:『管理官と王女様』第14話]
こんばんは、しろもじです。
「カクヨム」に『管理官と王女様』の第14話「学徒会」を投稿しました。
「週末に書き上げるぜっ!」と言っていた気がしますが、実はまだ25話までしか書けていません。と言うのも、書いていて「ラストこれで良いのか?」という疑問が今更ながらに湧いてきたからです。
ラスト自体というよりは、そこまでの道という部分ですね。具体的には28話、29話。
かなり頭を捻っているのですが、途中で混乱してしまい、思わず『王勇』の方を書いてしまう始末です……。こっちもまだ完成はしていないので、出来たら順次投稿していきます。
さて、今日は小説やブログを投稿する人の悩み「PVが少ない」というものについて、少しお話ししたいと思います。
読まれない! PVが少ない! の原因は面白くないから?
カクヨムやブログは、Google AnalyticsなどのツールでPV(ページビュー)を調べることができます。
昨日はどのくらい読まれたのかなぁ、減ってるかなぁ、増えてるかなぁ、どうしてこんなに増えないのかなぁ……気になりますよね?
大丈夫です。普通の反応です。
小説、ブログを公開するということは「誰かに読んでもらう」ことが前提ですからね。読んで欲しくないものなら、ネットに上げないでローカルドライブに保存しておけば良いだけですからね。
ただ、このブログでもどこかで書いた気がしますが「PVに振り回される」と、支障が出てくるのも確かです。
だから、あんまり気にしない方が良いと思うのですが、なかなかそうはいきません。
そこで、まず「PVが増えないのは、面白くないからなのか?」ということを考えてみましょう。
と言うのも、PVが増えない時、脳裏を過るのが「あれ? 私の小説(ブログ)面白くないのかな……」という疑問だからです。
「展開が悪かったのかな?」とか「ストーリーが稚拙だったかな?」とか「キャラクターに魅力がなかったのかな?」とか。
不安になります。
でも、ちょっと待って下さい。
PVが増えないのは、面白くないからだけではないはずです。
「面白くない」という現象は「読んだけど面白くなかった」ということです。
つまり、PVは増えるわけです。
小説の場合は、1話だけかもしれません。ブログなら、記事毎になるでしょう。
でも「そもそも読まれないと、面白いか面白くないかは判断できない」わけです。
「でもさー、タイトルとかキャッチコピーとか、そういうのが面白そうじゃないから、PV増えないんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。
そうですね。そういうことだと思います。
でもそれは「小説やブログの面白さ」とは違いますよね。
逆に考えると「釣りタイトルや釣りキャッチ」で一時的にPVを伸ばしても、内容が面白くなかったら、最終的にはPVは伸びないはずです。
特にブログのPVを一時的にガツーンと上げたい場合、これらを使うことで、意外と簡単にPVは増やすことが出来るんですよ。
でも、それで満足なのか? という話です。
違いますよね。
つまり、全体的にPVが少ないというのは「面白い面白くない以前に、読まれてない」ということです。
PVと面白さには、ある程度の因果関係はありますが、必ず正比例するものではないわけです。
それに面白さっていうのは不思議なもので、主観がベースになっていますよね。
「友達や知り合いが夢中になって話していることが、まるで興味が沸かなかった」という経験、ありませんか? 友達や知り合いは面白いと感じていることでも、自分はそうでない。
その逆もあり得ると思いませんか。
もちろん、面白さにはメジャーなものとマイナーなものがあると思います。
メジャーな面白さを追求していけば、比較的早く注目され、口コミされ、PVが増えるかもしれません。
でも、それがマイナーなものの場合、そうはいきません。
時間がかかります。時間がかかっても、たくさんの人から理解されないかもしれません。
読まれない小説やブログは、壁に向かって話すようなもの!?
特にブログはそうなのですが、開設直後は本当に誰も来ません。
PV0が当たり前で、運が良ければ1とか3とか、たまたま5PVもあったぞー、みたいなのはザラです。
そして、それは数ヶ月くらいは続きます。
書いても書いても誰も読みに来ません。
1ヶ月毎日更新していても、1日20PVなんてこともあります。
正直、心が折れます。
ありがたいことに、ここ「TEXT FIELD」はようやくPVが増えだして、具体的には公表するつもりはないのですが、今現在1日500〜600PVあたりになっています。(ありがとうございます!!)
でも、毎日更新を始めた11月頃のPVは、それはもう散々でした。
新しい記事を書いてもほとんど誰にも読んでもらえず「まるで壁に向かって話しているようだ」と思ったことがあります。
一応11月から現在までのPV推移のグラフを貼っておきます。ちょっと小さいですが。
PVが増えた理由は面白くなったから?
で、なんでPVが増えたのか? ということです。
当然「Googleにページが評価されて、検索順位が上がったから」というのはあります。
それもありますが、一番は「記事数が増えたから」と言うことです。
10月終わりの時点での記事数は30記事くらいでした。
今現在は210以上の記事数になっています。
約7倍になります。
PVは30くらいから、先に書いたように約500になりました。約16倍くらいですね。
ちょっと増え過ぎている気もしますが、つまりはそういうことです。
記事数が増えたからPVが増えた。
一日1PVの記事が10記事あれば、10PVです。
一日1PVの記事が100記事あれば、100PVです。
小説もきっと同じだと思います(こちらは、まだPVが少ないので、言い切れません)。
だから、PVというのは、単純に面白さだけに直結しているわけではない。
そういうことが言いたいわけです。
まとめ
一応、大前提としての話を最後に書いておきます。
小説にしても、ブログ記事にしても「自分が面白い」と思えるものじゃないと駄目ですよ。
「つまんないなー」と思っている小説・記事は前提条件にならないので、そこはリライトするなり、納得したものになるまで書いてから投稿するようにしましょう。
でも、自分が納得しているのならば、一次的にPVが増えないからと言って悲観することはないと思います。
でも、辛いんですよね。壁に向かって話すのって(笑)。
小説・ブログの良い所は、今話したことでも、先の未来に読まれることがあることです。
タイムラグがあるんですよね。
一番言いたいことは「PVが少ないからって悲観せず、諦めず、放り投げず。自分が良いと思うのならば、コツコツ続けていきましょう」ってことです。
……ところで、今日の記事は面白かったですか?(笑)
今日も最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました。
それでは、また、あした。
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