どうして私の小説がこんなに読まれないのか分からないので、100件ほどデータを取って調べてみた

2017年11月14日小説投稿記小説

タイトルがちょっとアレですが、ご容赦下さい。しろもじです。

 

そうなんですよ。伸びてないんですよ、PVが。「カクヨム」の「応援する」は何個かもらったし、星で評価も少ないけれど頂きました。でもPVがなんか少ない気がする。少しずつは増えているけど、こんなもんなのかな?

 

小説家になろう(以下「なろう」)の方は、PVこそ「カクヨム」より多いですが、調べてみるとこのPVでも「なろう」だと少ない方なのだとか。

 

一瞬でも「私すげー、天才っ!」と浮かれた自分が恥ずかしい……。

 

そこで「なんで私の小説のPVが伸びず、評価が上がらないのか?」を、独自に集計したデータや、脳内妄想を交えながら、少し考えてみました。

 

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そもそも今のPVと評価は低いのか?

まずは客観的に今のPVなどが「本当に少ないのか?」というのを考えてみたいと思います。

 

客観的と言えば数字! というわけで、カクヨムの新着から話数ごとの「星の数」「フォローされている数」「PV」の平均値を集計してみました。

 

私の作品の良し悪しだけではなく、投稿を始められたばかりの方の参考になればと思います。

 

カクヨムに投稿された小説の星、フォロー、PVの平均

【カクヨム10位から49位までの平均値】

話数 フォロー PV
10-19 2 3 125
20-29 8 10 536
30-39 6 11 836
40-49 8 17 1963

 

【王立勇者育成専門学校総務課の実績値】

 11  3 3 91

 

サンプル数は50(結構大変だった……)。星やPVが異常なほど飛び抜けているものは入れていません(上でも下でも)。また、小説以外のジャンルも入れませんでした。また今回は自分の小説と似たような状態と比較するため、10話から49話まで投稿されたものの集計に限定しています。

 

一階層辺り12,3個というデータですから、そこまで信憑性があるかと言われると微妙ですが、あくまでも傾向という感じで見てもらえれば。

 

で、稚作「王勇」ですが、うん、やっぱりちょっと低いね!(笑)

 

「実際、数字調べてみたら、あらら、案外いけてるじゃないの!」という展開を期待していたのですが、砕け散ってしまいました(笑)。

 

10話から19話の間に振れはありますから、例えば19話まで書けばPVは、もう少し増えるのでしょう。「普通かな?」という感じかもしれません。飛び抜けてはいない。あくまでも普通か、ちょい低いくらい。

 

ついでに「なろう」も調べてみました。

小説家になろうに投稿された小説の評価ポイント、ブックマーク、ユニークユーザーの平均

【なろう10位から49位までの平均値】

話数 評価ポイント ブックマーク Uユーザ
10-19 23 8 178
20-29 35 11 208
30-39 32 15 175
40-49 62 21 242

 

【王立勇者育成専門学校総務課の実績値】

 11  0 0 192

 

「なろう」はカクヨムとは集計項目が違うので、公表されているものの内「評価ポイントの合計」「ブックマーク数」「ユニークユーザー数」を集計してみました。こちらも新着から抜き出して、サンプル数は50。平均値を引っ張る、飛び抜けた数字は除外しています。

 

うん、Uユーザーはいいんだけど、評価やブクマが壊滅的(笑)。おそらくUユーザーは、それっぽいタイトルやあらすじに誘われて読んじゃったっていうのかな? でも読んでみて、評価には値しないし、続きも読みたくないって感じでしょうか?

 

もちろん、全部のデータを見たわけではないしですし、一概には言えませんが、話数が増えるごとに他の数字も上がっているのが分かります。これは「書き続けることによって、徐々に読んでくれる方が増えている」ということでしょう。今回は「新着」からデータを取っていますので「あまりにも読まれない、評価されないので更新を止めた(打ち切った)」という作品は入ってないはずです。

 

その「話数が多くて、評価も高い」作品が、どの程度から評価が上がってきているのか? というのは流石に分かりません。そこは私の投稿記などを今後見続けて下されば、多少は分かるかもしれません。でも、投稿数が増えれば次第にPVなども上がる、というのは、数字から見ても明らかでしょう。

 

頑張ります! 頑張りましょう!

 

TwitterなどのSNSの活用をもっと頑張ればいいのか?

「カクヨム」や「なろう」に投稿されている方は、Twitterやはてなブックマーク、もしくはFacebookなどを活用されているかと思います。

 

私はTwitterメインで、はてブはまだ勉強中です。Facebookは色々あってやっていません。

 

以前にも書きましたが、投稿サイトに投稿しただけでは、その小説が読んでくださる方の目に触れるのは「新着」に載っている間だけです。そこで、他の方法で宣伝する必要があるので、Twitterなどを使うわけですが、これもなかなか難しいですよね。

 

私もこのブログを立ち上げて、Twitterアカウントを新しく取得したところで「どうしたらいいの?」と思ってしまいました(笑)。

 

そこで「カクヨム」や「小説家になろう」で検索をかけて、色々な方をフォローさせて頂きました。結果、ほとんどの方にフォローしていただき、時にはリツイートをしたり、されたりしているのですけど「これでいいの?」と思う部分もあります。

 

なんかね、繋がってるけど繋がってないな、と思うんですよ。「私のことを知りたかったら、本を読んでくれ。そこに全て書いてある」なんてこと言えれば良いんですけど(笑)。やっぱりソーシャルメディアは、繋がってナンボって気もしています。

 

ただリツイートを繰り返すだけの関係ってもったいないですよね。

 

だから、今は新規にこちらから検索かけてフォローしに行くっていうのは、少し抑えています。もちろん、フォローして下さる方は、とてもありがたいのでこちらからもフォローさせて頂きます。でも、まずは作品を読んで、そこから繋がっていくという方向にしていこうかなと。それと今フォローさせて頂いている方は、まず作品を読ませて頂こうと思っています。

 

ちょっと時間が掛かりますけどね。

 

とにかく無差別にフォローしていって、ある程度フォロワーが増えた所で、フォローを整理していく、なんてやり方の方が手っ取り早いんでしょうけど、私には無理そう。できる人は、その方法が一番早そうです。

 

あと蛇足ですが、スマホ用のカクヨムアプリでは、通知機能が強化されてフォローしている小説や作家さんの更新が通知されるようになりました。小説を媒体としたSNSとしてカクヨムを見るなら、絶対あった方が良い機能がやっと実装されたという感じです。これを使えば、Twitterがなくてもキチンと更新を伝える手段ができますね。

 

詳しくは別記事にまとめていますので、下記からどうぞ。

 

 

結局面白い話を書く。書き続けるしかない!

面白い話を書く。

 

「それができれば苦労はしねぇ」という名言を残したのは、某会長ですが、面白いかどうかっていうのは、あくまでもその人その人の主観です。

 

もちろん「面白い話の王道」っていうのはありますよね。その手の本は検索すれば山のように出てくるので、お話を書く方はたくさん目を通すべきだとは思います。

 

でも、まずは自分が「面白れー、私の話面白すぎ!」って書かなきゃダメですよね。

 

その結果は、上のような「数字」となって出てきますが、私は「PVや評価が高い作品は、話数が多いか、他に投稿された小説の数が多い」んだと思います。

 

もちろん、いきなり1話投稿から凄い評価をされているものもありました。逆に長期連載しているのに、全然PVが伸びてないものもありました。でも多くの小説では投稿数とPV、評価は正比例していたんですよね。

 

これにはいくつか理由があって「書けば書くほど小説に慣れてきて、良い話、良い展開、良い文章が書けるようになる」ことや「書けば書くほどに、交流が深まり、ファンが増えてくる」こともあるでしょう。

 

「10話そこらでPVを語るんじゃねぇ」ってことですね。はい、すみませんです。肝に銘じておきましょう。

 

今回は長くなってしまいました。王勇1話より長い文字数になっています(笑)。

 

それでも、小説を書き始めたばかりの方、投稿を始めたばかりの方(私もですが)の参考になれればな、と思います。諦めず、へこたれず、長い目で見て頑張っていきましょうね!

 

私の稚作などの投稿記は以下になります。

小説などの書き方や、書く上で気がついたことなどをまとめたページはこちら。

よかったら、ご覧下さいませ。