小説投稿のお知らせ | 連載投稿の難しさ
こんばんは。しろもじです。
小説投稿サイト「カクヨム」「小説家になろう」に小説「王立勇者育成専門学校総務課」の第5話を昨晩、第6話を先程投稿しました。
やっと総務課の話になってきました(笑)。ちとテンポが悪い気がします。
カクヨムに投稿した、前作「Replace」は、一応最後までのプロット(のようなもの)があって書き始めましたが、今回は中盤まででのひとつの節目までしか、プロットすら出来ていません。
そんな中で見切り発車した難しさ、というのをここ最近感じ始めましたので、ちょっと書いてみたいと思います。
そもそもプロットとは?
もし、これを読んでくださっている方が、すでに小説を書いている方ならご存知かもしれませんが、プロットとは「小説の設計図」のようなものです。
プロットの作り方は、人それぞれなので、特に決まりはありません。もの凄く細かい設定まで考えてから書く方もいらっしゃれば、本当に簡単なあらすじだけ、という方もいらっしゃいます。
中にはプロットなしでいきなり書いちゃうという猛者もいるらしいのですが、これは余程頭の中にその世界が見えてないと、難しそうです。私には無理ですね(笑)。
私の場合は、当面出てくるキャラクターの名前や、簡単な外観、性格、口癖、得意とすること、苦手とすること、好きなこと、嫌いなこと、悩み……などを書き込んでから、本当に大まかなストーリーを書いてく方法を取っています。
大まかなストーリーとは、言ってみれば「簡易小説」のようなもので、セリフや動作などを、文法などを無視して、ドカーっと書いちゃうみたいな感じですね。
人によりそれぞれだとは思いますが、私の場合は、ストーリーが走り出すと、基本的に止まらないので、まずはこのように書いてしまいます。
本来であれば、その上で、物語の初めから最後まで書ききってから、ストーリー上の起伏というか、起承転結であったり序破急であったり、そういうものを考えて、調整していくのが良いのだと思います。
しかし、今回は先程書いたように「中盤の節目」までしかプロットが完成していません。
実は、最初から最後まで完成したプロットっていうのは、別にも何個かあるのですが、今回は文章などの練習として、あくまでも「即興小説」に近い形で作ってみたいと思ったんですよね。
だから、あまりプロットが練られていない中で書き始めたのですが、そうすると、ちょっと困ったことが起こりました。
物語の緩急が難しい
先程も書きましたが、第6話にしてようやくタイトルにもある「総務課」にたどり着きました。文字数的には、まだ6,500字程度なので、普通の小説としては問題ないような気もしますが、ネットに投稿する小説としては、展開が遅かったかなと思います。
本当はもっと初めの数話に、小さな山を作るべきだったのかもしれませんが、これは完全にプロットの練り不足で、ダラダラっとした展開になってしまいました。
物語の整合性
書いている途中で、大きく話が変わる、ということは流石にないのですが、細かなプロットがない状態ですと「あれ? これ前と違うこと言ってない?」ということがでてきます。
気がついた箇所は当選修正するのですが、今度はそれ以降との整合性が取れなくなることもあったりします。というか、既にもうありました(笑)。
強引に「解説的なセリフ」などを入れて、修正したりしていますが、今後話数が増えていくに従って、こういうことは起こりそうです。
一話の間隔
昨日の投稿で「投稿する小説の文字数は何文字がいいのか?」ということに触れました。
それに似た話なんですけど「1話をどこで切るのか?」ということを考えると、連載小説の場合は「続きが気になる!」と言ってもらわないと困るわけで(それだけではないと思いますが)、プロットに書かれた簡易小説を見ながら「ここかな?」と思って書き始めるわけです。
でも、実際にはそこまで書くと「文字が少ない」か、逆に「文字が多すぎ」になってしまうこともあります。
文字数を調整できるスキルがある方なら、そんな問題は起こらないのかもしれませんが、私は結構苦労してしまいます。
特に文字数が少ない場合は、非常に困ります。
もうちょっと先まで書いちゃえば良いのですが、それだと切る場所がなかったりで、今度はものすごい文字数になったりするんですよ。
かと言って、余計なエピソードを入れて「文字数を稼ぐ」というのもいただけません。何度かやりそうになったんですけど、余計なエピソードや会話を入れちゃうと、今以上にテンポが悪くなったり、読んでもらえる方に「何か意味があるのか?」と思わせてしまいます。
「ただの文字数稼ぎなんです」とは言えませんからね(笑)。
まとめ
そういう感じで、結構苦労もしていますが、ある種の緊張感もあったりします。
すぐに公開を前提としない小説では、この緊張感は持てませんからね。
そういう意味でも「即興に近い」小説っていうのは良いんじゃないでしょうか?
ただ、一日の内、執筆に使える時間が限られている人間にとっては、なかなか痛し痒しですけどね。「もうちょっと練って書きたかった!」という方も多いかと思います。
でも、私もそうでしたが、いつまでも悩んでいては絶対に書けませんから。多少の話の齟齬はあったとしても、ドンドン書いていくっていうのが、ウェブ小説のあり方かもしれませんね。
って、感じで「今後、食い違いがあってもごめんね」という伏線を張りつつ、今日はこの辺で。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません