パターン別 ブログ記事の書き方
体験型は「赤裸々さ」が必要
最後は体験型の記事の書き方です。
体験型で最も重要な要素は「共感」です。
自分が体験したことを「あぁ、あるある」と思ってもらったり、もしくは「そうなんだ!」と驚いてもらったりすることが非常に大切です。
そのため「キレイに装飾した記事」は、共感を生みにくくなってきます。
例えば小説を投稿した記事を投稿するとしましょう。
その場合は、悩んでいること、失敗したこと、上手くいってないことなど、ともすれば隠したいことを赤裸々に語ることが大切です。
「◯◯万PVも読んでもらえました!」「◯◯賞を獲れました!」という記事も有用ではありますが、そういう良いことばかりではないはずです。
私は体験型の記事は「同じ悩みを持っている人たちに届ける」という気持ちで記事を書いています。
この「悩み」というのはとても大切なもので、誰でも多かれ少なかれ悩みは持っています。
困ったことや、上手く行かなかったことも多いはずです。
例えば小説を投稿サイトに投稿した場合「全然読まれない」「レビューが付かない」「感想がもらえない」などの悩みは、ほとんどの人が持っているはずです。
でもそういうのを書くのって勇気が要りますよね? できるだけ良い面だけを見て欲しいという気持ちは当然出てくると思います。
私もよくあります(笑)。
しかしあまりにも「キレイな」記事ばかりだと、なんだか不自然に見えてきたりもするものです。
宣伝として記事を書くときにはそういうのは必要になってくると思いますが、体験を書く場合には足かせになってしまう可能性の方が大きいでしょう。
根本的には「事実だけを書く」ようにすれば良いのではないでしょうか。
PVを書く場合にも、良いときだけ「◯◯万PVでした!」と書くのではなくダメなときでも同じように書く。
先が思いつかなくて書けなくなったときも、それを素直に書く。
失敗したなぁと思ったことも書く。
そういうふうに、普段から事実だけを書いていけば、良かったときのことも事実として書けるはずです。
少しだけ嫌らしいことを書くと、人は「成功談よりも失敗談を好む」という傾向もあります。
誰もが知っているような超有名人であれば、成功談の方が好まれることが多いですが、そうでない人が書いた成功談はあまり好まれないでしょう。
どちらかと言えばやっかみの対象になることの方が多いように思われます。
ですので、やはり赤裸々に語っていた方が良いのではないかと、私は思うわけです。
まとめ
長々と書いてきましたが、これらは全てブログに取り入れる必要はありません。
ブログの種類により使い分けたり、加工したりして自分なりに使い勝手の良いようにしていくのが良いでしょう。
今回は3つのタイプ別に見ていきましたが、最も簡単なのが「解説型」だと思います。
もちろん解説型にはある程度の知識は必要になってきますが、自分の好きなことなどをブログに書けば、既に知識は持っていたりまた調べるにしても苦にならないでしょうから、比較的書きやすいでしょう。
一方で一番難しいのは「オピニオン型」ですね。
私はそこまで踏み込んだ記事は書きませんが、それでも一番気を使って書いているのがオピニオン型です。
書評などはあまり文字数は多くありませんが、時間はかなりかかっています。
ですので、できればやりたくない……と言ってはいけないのでしょうけど、やりたくないです(笑)。
体験型は実はYOUTUBEなどに多くありますよね。
本記事書いた体験型は、やや小説関連に偏ったものになっていますが「買ってみた」「歌ってみた」などは、モノやサービスに依存する分、幅を広げないとコンテンツ数が増えないのが弱点ですが、その分モノやサービスがあればできるものなので簡単とも言えます。
でもある程度使い込まないといけませんし、中には先程書いたように「記事できない」ものもあったりするので生産性は良くないです。
いずれにしても、1記事にあまり詰め込みすぎず「何が言いたいのか」をはっきりさせることが、記事作成で最も大切なことであると言えますね。
どうしたらいいのか? と言えば、これはもう「たくさん記事を書くしかない」ということです。
たくさん書いて、たくさん読み返す。
小説も同じですが、時間を置くと客観的な視点で見ることができるようになります。
そのとき「あー、これはダメだな」と思えばリライトしても良いですし、別に記事を書くのも良いでしょう。
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