パターン別 ブログ記事の書き方

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オピニオン型は論理立った構成が大切

オピニオン型の記事というのは「ある事柄に対して、自分自身の意見を書く」というものになります。

ある事実(ニュース・商品など)に触れて、それに対する自分の意見を書くということですね。

個人的にはブログ記事の中で最も難しいのがこれだと思っています。

理由はいくつかあります。

 

まず自分の意見を書くわけですから「本当の自分の意見」を持っていないと書けないということです。

例えばあるニュースに対して記事を書くとします。

最近ではSNSなどで、容易に人の意見を聞くことが可能になっています。

「これはとんでもないことだ!」という怒りの意見が多ければ、人間ですからそれに流されることもあるでしょう。

また、尖った記事にしようとして「逆張りの記事」を書くこともあるかもしれません。

 

いずれにしても、その事柄に対して「本当の自分の意見」があるのかどうかをしっかり見極めないと、記事内容にブレが生じて「前に言ってたことと全く違う記事」を書いてしまう恐れがあります。

酷いときには「記事の前半と後半で内容が違う」ということもありえます。

もちろん人間ですから「時が経てば意見も変わる」ということもあるでしょう。

しかし、自分の意見ではなく「他人の意見を見て、それを記事する」ということを繰り返せば、ある記事を見て「おぉ、この人の考え方は私に近いな」と思って見てくれた方を裏切ることになりかねません。

 

また意見を書くわけですから、論理立って書く必要も出てきます。

「解説型」「体験型」でもこれは必要ですが、オピニオン型ではより必要になるでしょう。

やり方は色々あるとは思いますが、まずはざっくり下書きをすることをおすすめします。

 

思いついた箇所から適当に書いていき、論点をまとめます。

「自分の意見」がどこにあるのか? 批判なのか、肯定なのか? それのどこが主題になるのか?

それを元に本記事を制作すれば、より論理立った記事なることだと思います。

 

とは言え、例えば書評のような短いものであれば、そこまで深く考えなくてもいいでしょう。

ネタバレをするかどうかで変わってきますが、ネタバレ無しであれば深く書くことができないため、あらすじや著者のこと、自分が感銘を受けたことなど書くことが限られます。

そういう場合は、適当に書いていって見直す程度で問題ないと思われます。

5,000字クラスの長文になる場合は、気をつけないといけませんけどね。

 

最後にオピニオンは批判になることもあるということです。

ある物事に対する自分の意見を書くわけですから、時として批判を書くこともありえます。

その対象によっては、避けた方がよいものもあったりします。

このことは以前にも記事にしています。

もちろん「言論の自由」は認められるべきですし、あなたのブログに何を書こうがあなたの勝手ではあります(公序良俗に反しない限り)。

 

しかし、敢えてそこに踏む込む必要があるのかどうかは考えた方がいいでしょう。

初めて書くのですが、TEXT FIELDには一つの編集方針があります。

それが「批判はしない」です。

私自身はそれほど人間ができているわけではないので、当然「これはどうかなぁ」ということはたくさんあります。

でも、それは記事にしない。

 

ある意味「いいことばかり書きやがって」と思われても仕方がないとは思います。

でも「批判するくらいなら記事にしない」というのは、私とこのTEXT FIELDの方針です。

ただし商品レビューなどを行う際に「全体的にいいんだけど、ここはなぁ」という部分は書きます。

トータルとして「肯定>否定」であれば記事するという感じです。

商品レビューでも「買ってみたけどゴミだった」というものは記事にしていません。

そういうのも有益な情報ではあるのですが「満足してその商品を使っている人」や「作っている人」のことを思うと、記事にはできません。

どうしても言いたい場合は、直接本人に(メーカーに)言えばいいだけですし。

 

まぁ、これはスタンスの問題なので必ずこうしないといけないというわけではありません。

 

最後のページでは体験型の記事の書き方を見ていきましょう。