Docomoオンラインショップから12.9インチiPad Proが約6ヶ月遅れて到着
以前の記事でも書いたように、私はiPad Pro2018を使っていました。
今回(販売より半年遅れで)iPad Pro2021 12.9インチに乗り換えましたので、簡単なレビューを行いたいと思います。
ただ商品自体のレビューは色々なところで散々されつくされているので、今回は「2018年モデルから2021モデルへ」「11インチから12.9インチへ」乗り換えた感想を中心にレビューしていきます。
2018iPad Proで不満はあったのか?
最初に「今回なぜ乗り換えることにしたのか?」という点について、簡単にお話しておきます。
これまでiPadの利用方法としては
- YouTubeやDアニメストア、Prime Videoなどの動画視聴
- ウェブサイト閲覧
- Kindle閲覧(主にマンガ)
- 当サイトのイラスト制作(Procreate)
という感じでした。
全然重い作業をしていないので、ぶっちゃけ「無印iPadでも十分」なくらいだったのかもしれません。
ただ最近動画編集をすることになりまして、MacでやるよりもiPadでやったほうがコスト的によかったんですよね。
色々調べているうちにiPad用Appの「Luma Fusion(ルマフュージョン)」というのが良さそうなのなのに気づきました。
一応買い切り有料(記事執筆時3680円)なんですけど、上記ソフトよりはお求めやすい価格ですし、現時点ではそこまで複雑な編集をするつもりもないのでちょうど良さそうかなと思いました。
実際数ヶ月ほど使ってみたんですけど、直感的に使えるインターフェイスや必要な機能の充実など、自分的にはベストな選択でした。
もちろんiPad Pro11インチ(2018)でも普通に使えるんですけど、少し使い込んできた辺りでふたつほど不満点が出てきました。
それが「11インチだとちょっと画面が小さくて編集がやりにくい」のと「音声の波形データが表示されないときがある」というものです。
1つ目はシンプルにそのまんまです。2つ目は動画編集の際にカット作業をするわけですが、その目安として音量の波形データを参考にしながらの方が、カット作業がしやすいんですよね(音量が大きい箇所が山のように表示されるので、そこを目安にカットをする)。
その波形データが表示されるときとされないときがあったんですよ。
タイミングによって表示されたりしなかったりするので、どうやら重いときは表示がされない(もしくは遅れる)んだろうという感じです。
ただそれらはあくまでも「強いて言えば」という程度で「とても動画編集できないよ」というわけではありません。ネット情報では現行無印iPadでもそこそこ快適に編集できるそうなので、ライトユーザであればその辺りでも十分なのかもしれませんけどね。
11インチと12.9インチiPad Proの大きさ比較
これも既にネット上に散々画像が投稿されているので簡単にだけ。
以前の記事ではiPad Pro 11とiPad miniを比較しましたが、そのときと同じような感じの比率になっていますね(iPad miniは実家にドナドナしたので手元にないので、比較できませんでした)。
感想の変化としては、最初に手にとったときは「うわぁ……でかいわ。ちょっと失敗したかも」で、2日目には「うん、まぁこんなものかな」となり、4日目くらいには「もうちょっと大きくでもいいのかも」という感じ。
持ち歩きには12.9インチでも大きすぎる感はあるとは思いますが、机に置いて作業をすることをメインとするのであればもうちょい大きくても(15インチくらい)いいのかなぁと思われるようになってきた辺り、人の欲望には限りがないのが分かります(笑)。
ただ私は寝るときにベッドサイドにiPadを立て掛けて動画を視聴したりするので、そのときには流石に「でかいなぁ」と思ったり。
顔と画面が近すぎるんでしょうね……。
LumaFusionを使用しての動画編集については、画面が広くなった分確かに快適になりました。
が、私はそこまでタイムラインを複雑に編集するわけでもないので、想像していた快適度には達していない感じでもします。
この辺りは「マウスを使うか、指タッチなのか」というインターフェイスの違いが大きい気もします。
もちろんiPadでもマウスは使うことができるようになりましたので、それを使えばもう少し快適になるのかもしれませんが、なんとなくiPadでは指(もしくはApple Pencil)を使いたいんですよね。
少し趣旨とは違いますが、YouTubeの動画視聴時に映像を最大化しなくても、必要十分な大きさで視聴できるのが一番良かったように感じられた点かも。
M1チップの性能は?
まず最初に言っておくと、前述した「音声波形データの非表示問題」は2021年iPad Proにしても解決しませんでした。
ただどういう条件なのかは分かりませんが、しばらく編集をしていると表示されたりしていたので、多少は改善されたのか……な?
私は外付けのSSDを使用していて動画データもそこに入れて直接編集しているので、その転送速度の問題なのかもしれませんね。
もの凄く重い作業などをする場合は別かもしれないのですが、私の場合は2018年モデル・2021モデルで動画編集では違いは感じられませんでした。
先程も書きましたが無印iPadでも動画編集は十分可能らしいので、2018年モデルでも必要十分な性能なのかもしれません。
当然ですが「YouTubeなどの動画視聴」「webサーフィン」「お絵かきソフト(Procreate)の使用」などでも同様に両モデルの間で操作感などの違いはないようです。
もちろん使い方次第という部分もありますが、現時点で2018年モデルを使用していて特に不満を感じていないのであれば、無理に買い換える必要はないようです。
カバーやフィルムは?
フィルムとカバーは以下のものを購入しました。
iPad Pro2018ではエレコムのペーパーライクフィルムを使っていまして、あれはあれで満足していたんですが、今回はちょっと違うものを使ってみたくてAmazonでなかなかレビュー評価の高そうなものを選んでみた感じです。
エレコムと比べると「より紙に近い感じ(≒ザラザラ感が強い)」のが良い点で「指紋が付きやすい」のが悪い点でした。
付属品は一般的なもの。
この製品が悪いわけではないのですけど、ガラスフィルムに比べると普通のフィルムはちょっと貼りにくいですよね。
ガイドシールがありますが、かなり位置合わせは難しい印象でした。
カバーは今回あまりこだわっていません。
本当はSmart Keyboard Folioを買おうと思っていたんですが、iPadを買い換える度にそれも買い換えるのは流石にコスパが悪すぎるので、カバーは廉価なものを選んでおいてキーボードはMagickeyboard(iPad用のではなく、Mac用)を買うことにしたわけです。
可もなく不可もなしといった感じですが、ペンシルを止める部分があるのはちょっと便利かも。
なぜ半年遅れで?
最後に5月発売のiPad Pro2021がどうしてこんなに遅くなってしまったのかを、簡単に解説しておきます。
前述したように私はDocomo Online Shopから購入したわけですが、Docomoに限らず通信屋さんからの購入は今回随分遅くなるのがデフォルトだったようです。
オンラインではなく実店舗では多少早く買えた方もいらっしゃったようですし、Appleから直接買えばそこまで待つこともないようでした。
正直なところ、5月1日に予約をして6月くらいまでは「遅いなぁ」と思っていましたが、7月になる頃にはすっかり忘れてしまっていました。
たまに「あぁ、そういえば」と思い出すくらいで、完全に頭から抜け落ちた11月に入ってからDocomoから「入ってきたで」とメールを受け取った時点で「あっ!」と思い出したほどです。
なので当初は当然のことながら「半年遅れで買う価値はない」とキャンセルしようと思っていました。
もう半年待てば2022年版が出てくる可能性もあるわけですから「今すぐどうしても必要」ではないのであれば、その選択肢は正しいわけです。
ただまだまだ半導体不足は解消しておらず、ニュースでは先日発売されたiPhone13も生産調整が入っていると報じられていたのを聞いて「この先もすぐには手に入らない状態は解消されないのかも」と思ったりもしました。
「新製品を当日レビューすることに命をかけるガジェットブロガー」であれば、半年遅れの製品を買うことなど一銭の得にもならないわけですが、ネタ系ブロガーを(勝手に)自称している私であれば、逆に半年遅れで買った記事を書くほうが良い気もしてきたわけです。
その辺りで「買うべし、買うべし」と自分で自分を説得して買ったというわけですね。
まとめ
今回のiPad Pro2021は「iPadを持っていなく、動画編集などもやってみたい」という方であれば前述のLumaFusionと合わせて買うとちょっと幸せになれるかもしれません。
既に2018年以降のiPad Proなどを持っている方であれば、現状に不満がない限り特に買い替えの必要はない気もします。
また動画編集などを行わず、動画視聴やwebサーフィン程度でしたら無印iPadやiPad Air辺りでも十分な感じでしょうか。
あくまでも個人的な感想なので、参考程度にお聞き下さいね。
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