【小説家になろう版】『きみとぼくのダンジョン再建記』完結のお知らせとお礼
こんばんは、しろもじです。
小説家になろうに掲載していた『きみとぼくのダンジョン再建記』が、本日で完結となりました。
全34話、116,262文字でした。
お読み頂けた方々、感想や評価を頂けた方々、SNS等で告知に協力頂けた方々、ありがとうございました!
一応「カクヨム版」は、まだ続いていますので、そちらも良かったらご覧下さいませ。
一応、総括的なことを備忘録として残しておきます。少しでもご参考になる部分があれば幸いです。
小説家になろう版『きみとぼくのダンジョン再建記』総括
何度も書いていましたが、本小説は元々カクヨムに投稿していたものでした。
カクヨム版では、1話から15話くらいまでを一気に書き上げ、そこから投稿を始めたという記憶がうっすらと残っています。
元々、他の小説に手を付けようかと思っていたのですが、当初想像していた以上に設定を詰めないといけないことが分かり、ずっとそれらを考えたりしている内に「うぉぉぉぉ!」っと発狂しそうになり「設定なしで簡単に書けそうな、思いつきの小説」として、書き始めたものです(笑)。
その辺の詳細はカクヨム版が終わったときにまた改めて書くとして、今回は小説家になろう版を書くきっかけについてお話します。
上に書いたように思いつきで始めたものですから、設定も何もあったものではなく、書いている自分さえも「どういう世界なのか分からない」という状況でした。
それでもなんとかカクヨム版の1章終了までこぎ着け、そこで終わっても良かったのですが色々と風呂敷を広げすぎた関係で、自分としても「ちゃんと終わらないと気持ち悪い」ということになってしまいました。
それで、カクヨム版は細々と続けているわけですけれど、1章を読み返している内に「これ要らないんじゃない?」という冗長な部分や「これおかしくない?」という不都合な部分が見えてきました。
それを踏まえて、改めて再編集したものに+して1章分=35話(なろう版は34話)でキチンと終われるものにしてみました。
当初は「ダンジョンを舞台とした、ほのぼの日常系」にしようかな、とも思っていたのですが、それだとまた終わりそうにないので、話の冒頭に出てきた「外資系ダンジョン」に登場してもらって、それとの絡みを書くことにしました。
同時に主人公とヒロインのことも書くことにしました。
と言うのも、カクヨム版では、本来ヒロインであったはずの「キョーコ」の影が薄く、どちらかと言うとサブヒロインであったはずの「アルエル」の方にフォーカスを当てすぎてしまったんですよね。
この辺は勢いだけで書いていることの弊害ではあるのですが、もうちょっと考えて書けよ……と反省しました。
その部分は注意して書いたつもりなのですが、それでもやはり展開的に遅くなりすぎたような気はしています。
物語の主軸をどこに置いて、それを外さないように書くというのは重要ですが、とても大変なことですよね。
後はコメディ要素の難しさを痛感しました。
よく漫画などでも「同じパターンが続くと飽きる」というものがありますが、その苦労を改めて思い知りました。
引き出しが少ないのが露呈した格好です。もうちょっと考えないといけませんね。
それは文章的な話でも同じで、どうしても単調な文章になってしまうことが多かったような気がします。
読みやすさを優先して、何度か書き直したりしていますが、そのせいか同じような言い回し、同じような表現に落ち着いてしまうことが(後から)分かったんですよね。
まぁ、文章が上手いことと小説の面白さには相関関係がないとは言わないまでも、薄いとも思っていますので、今後はできるだけ注意しながらも、あまり深くは考えないことにします。
アニメレビューの記事でも散々書いているのですが、個人的には「重くない。難しくない。ハッピーエンドで終わる」物語が好きなので、それは意識していました。
結果的に「ちょっと薄いかな」とも思えたのですが、私の技量で34話程度に収めるには、あの展開しかできませんでした。
まぁ、とは言え「重くて、難しくて、ハッピーエンドかどうか分からない」物語も嫌いではないので、そのうち挑戦してみたいところではあります。需要はなさそうですが。
「物語は読者の期待を裏切るほうが良い」と言われていますが、この辺は難しいところだなと、個人的には思います。
一番良いのは「良い意味で期待を裏切る物語」でしょうか。
次回くらいには、そういう要素をなんとか取り入れたいものです。
カクヨム版が終わったことにより、ようやく次の作品に取り掛かれます。
上に書いた「設定が難しい小説」は、まだちょっと無理っぽいです。現在、色々と勉強中です。
もう少しライトな部分で「架空戦記もの」と「現代ラブコメもの」を考えています。
ラブコメって、結構好きなんですが、かと言ってたくさん読んでるのかと言われるとそうでもないので、ちょっと漁って見た方がいいのかな……それとも我が道を行くのが良いのかで悩みます。
まだまだ、たくさん書けることはあるのですが、あまりに長いと読むのも大変ですし、飽きるとも思いますので、この辺にしておきます。
最後に、もう一度。
『きみとぼくのダンジョン再建記』小説家になろう版を最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
評価をしてくださった方々、感想を頂けた方にも感謝です。
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今日も最後までお読み頂きありがとうございました!
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