[PR]「iPad Proにフィルムは要らない」と思っていたが、貼ってみたら意外と良かったと改心した「Farfalla ガラスフィルム」のレビュー
※本記事は、メーカー様より無償提供された商品をレビューするものです。[PR]記事の詳細については、こちらをご確認下さい。
iPad Proにもフィルムが要るかも? と思った瞬間
昨年11月に購入したiPad Pro 2018 11インチですが、買った当初から「iPadにフィルムは要らぬ」という姿勢を貫いていました。と言うのも、iPadは持ち歩くにしてもカバンなどに入れていますし、なんと言っても全面を覆うカバーをしているので、わざわざフィルムまで付けて防護する必要もないだろう、と。
Apple Pencilのレビューでも書いたように「Pencilで画面に傷が付くことはほとんどない」のですが「画面にホコリなどが付着している場合、それが原因で傷になる可能性はある」のも事実です。
なので、iPadでPencilを使う場合には事前に「サッとマイクロファイバークロスで画面を拭く」という行為を行ったりしていましたが、はっきり言って面倒なのでしないときの方が多かったりしました。
あるとき、Pencilでメモを取ってたら「ガリッ」という嫌な感触があったんですよね。幸いにも傷にはなっていませんでしたが、ちょっとだけ焦りました。あまり傷については神経質な方ではないのですが、そうは言っても買って半年も立たない内に画面に傷が入ると、やっぱりショックじゃないですか。
そんなことがあっても「でもなぁ。ガラスフィルムはFace IDの認識率が落ちたりするってネットに書いてあったし、ペン先との誤差が出ちゃいそうなのもなぁ」とフィルムには及び腰でした。
そんな中、ガラスフィルムなどを販売されているFarfallaさんよりiPad pro用のガラスフィルムを提供して頂くという機会がありました。
Farfalla iPad Pro 11インチ用ガラスフィルムレビュー
まず外箱です。基本的に外装は製品の性能とは無関係ですので、シンプルなのが好印象です。
同梱物はこの手の商品のお約束でもある脱脂用「アルコールパッド」、「マイクロファイバークロス」、「ホコリ取り+位置決め用シール」に本体です。
「ん? 説明書がないぞ」と思ったら、外装の裏に記載されていました。
上に記載されている「Farfallaガラスフィルムの特徴」を転載しておきますね。
- 硬度 9H
- 2.5D ラウンドエッジ加工
- 透過率99%
- 飛散防止処理
- 撥水撥油コーティング(5時間)
- 旭硝子製化学強化硝子を採用
- ガラスフィルムを構成する素材(ガラス・接着剤・コーティング剤)は全てmade in Japan
ちなみにフィルムを貼る前に一番困っていたのがこの指紋。
iPad Proの画面はものすごく指紋が付きます。で、ある程度汚れたらマイクロファイバークロスで拭くのですが、それも冒頭で言ったように「ホコリに気をつけながら」拭くことになるので、とても面倒です。
今回は付属のアルコールパッドだけでは完全に脱脂できなかったので、別途アルコールをマイクロファイバークロスに付けて徹底的に落としました。ただし、iPadなどの画面には表面にコーティングが施されており、過度のアルコールはそれに悪影響を与えるということをどこかで読んだ記憶がありますので、行う際はお気をつけて(自己責任でお願いします)。
で、早速貼ってみました。
左端をこれくらいにツライチに合わせると
右側はこのくらいになります。
位置決めシールを使わずに「えいっ」と貼ってしまった弊害です(笑)。凄く気になる方は、位置決めシールで位置を確かめてからお貼り下さい。上の写真くらいずれてても、基本的には使用上の問題はないと思われますが。
Face IDの認識率やタッチの感度と、指の滑りについて
先ほども書きましたが、iPad Pro2018のガラスフィルムは「Face IDが認識されにくくなる」「タッチ感度が落ちる」ということがネット上でも問題視されています。
本製品はAmazon掲載ページでも「実機動作確認済」と記載されていましたので、基本的には信用していましたが「でも、実際には認識されないケースっていうのもあるんじゃないの? フィルム貼る前よりは認識率落ちるんじゃないの?」と思っていました。
実際にフィルムを貼った直後、画面を覗くと「カメラが覆われています」の表示が出てしまいました。「やっぱりそうか」と思いながらよくよく画面を見てみると、どうもFace ID認識部分の接着度が足りてなかった模様。
少し分かりにくいのですが、iPadの上に5個センサーが見えますよね。この内両端の2つと左から2つ目がFace ID用のものだと思います(調べたのですが、情報を見つけられませんでした。紙などでひとつひとつ隠して確認したところ、その3つを隠すとFace IDが認識されなくなりました)。
このセンサー部分に気泡がたくさん入っていたんですよね。マイクロファイバークロスで丹念に押すと、写真くらいに減りました。これ位になればFace IDはほぼ100%認識します(自分が使っている内で認識されなかったことはありません)。
まだ一番右が少し気泡が入っていますが、このくらいであれば問題ないようです。また、写真は強い光を当てていますので気泡が目立ちますが、普通に使う場合は気泡は見えません。
タッチの感度については、リズムゲーなどはしないのですが、Safariなどでタップが認識されないということはありませんでした。スクロール、ピンチイン・ピンチアウトなども同様です。
指の滑りについては、普通のガラスフィルム同様よく滑ります。フィルムなしでもよく滑っていたと思いますが、それよりも少し滑りが良くなっている……のかな?
フィルムの端は「2.5Dラウンドエッジ加工」がなされているので、ひっかかりは皆無です。
ペン先の誤差や書き味はどうか?
当然のことですが、フィルムの分だけペン先は浮くようになります。しかし書いていて「浮いてるなぁ」というほどではありません。
例えば線を引いていて、途中で止めて更に付け足す場合でも、狙った所にキチンと書けるという感じです。この辺りは本格的に絵を描いている方の感覚とは違うのかもしれません。
私程度(つまり稀にちょこっとイラストを描いたりする程度)であれば、ほとんど気にならないのでは? と思います。
ただ、滑りが良くなった分、多少ペン先が滑ることがあります。1時間ほどメディバンペイントやProCreateなどで描いてみたら慣れましたが。
まぁ、本格的にイラストを描く方はやはりペーパーライクフィルムの方が良いのでしょう。
指紋の付き具合はどうか?
残念ながら指紋はある程度付きます。
「フィルムなしに比べると若干付きにくくなったかなぁ」という程度です。
しかしクロスで拭く際にさほど気にせず拭けるようになったのは大きいところです。前は「サーッとクロスでホコリを落としてから、そっと拭く」という感じでしたが、フィルムがあるお陰でサッサッと拭けるようになりました。
最大の問題点は映り込み
まぁこれはFarfalla製ガラスフィルムのせいと言うわけじゃないのですが、もの凄く映り込みが激しくなりました。
スリープにするともう鏡のようです(笑)。
画面を点灯させても蛍光灯などの光が激しく映り込むので、見る角度によっては見えにくくなるかもしれません。
ちなみにiPad Pro11インチの1stレビューの際の写真がこちら。
室内で使う際はもちろん、太陽光下で使うときにも気になるかもしれません。まぁフィルムなしでも、そこそこ映り込むので、そうなるとノングレアタイプのフィルムにするしかないのですが。
【追記】iPad Pro11用のペーパーライクフィルムも試してみました。Pencilを多用する方なら(特に絵を描く方なら)こちらもおすすめです。
まとめ
今回は提供された商品ということで「あまり悪いことは書けない」という気がしていましたが、メーカーさんも「公正な執筆をお願いします」と言って下さったので、率直な感想を書かせてもらいました(原則としてよいしょ記事は書かない予定です)。
冒頭でも書きましたが、ケースを付けているから保護は要らないわけなんですが、とは言えあまりに指紋が付くのでクロスで拭く機会が多かったんですよね。その場合やPencilを使う場合など、どちらかと言うと無頓着な私でも多少気を使ってしまいます(買ったばかりですしね)。
それがフィルムを貼ることで気にせず使えるようになる。これは大きな利点だと気づきました。
一方で、映り込みは使い方によっては辛いこともあるかもしれません。
現在iPhoneには別メーカーのガラスフィルムを貼っているのですが(慌てて家電量販店で買ったので、メーカーは覚えてない)、同じくらいの映り込みなのでこれはガラスフィルムの宿命なのでしょう。ただ、iPhoneだと画面が小さい分気にならない蛍光灯などの映り込みが、画面の大きなiPadだと分かりやすいというのはあるのだと思います。
製品的にはなかなか良かったので、iPhoneのフィルムも買ってみようかなと思います(ちょうど大晦日に落下させてフィルム角に傷が入ったんです……。しかも画面の無事を確かめるため一度剥がしたところ、ヒビになってしまいました)。
11インチiPad Pro用のFarfallaガラスフィルムはこちら。
12.9インチ用はこちら。
ちなみに同製品には「ブルーライトカット」の機能を持ったものもあります。
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