小説家とブログの話 [小説投稿記:家族編集部 第16話]
こんばんは、しろもじです。
小説投稿サイトカクヨムに「家族編集部 第16話」を投稿しました。
今回、小説の中で、かなり「お遊び」をしてしまいました。
こういうお遊びって、適度なら笑えるんですけど、今回はちょっとどうかなぁと。
随分悩んだんですけど、結局そのまま投稿することにしました。
この後、あんまりこういうのを入れる箇所がないので、折角なので(笑)。
小説家とブログの話
※当ブログでは、プロアマ問わず、小説を書いている人を「小説家・作家」と呼称しています。詳しくは「このウェブサイトについて」をご覧下さい。
かつて小説家は「作品を書くことだけを考えていればいい」という仕事でした。
小説家は作品を完成させ、出版社はそれを書籍にして売り出す。書くのは小説家、売るのは出版社。
もちろん、書店などでのサイン会など、小説家が販促活動に駆り出されることはありましたが、それでも小説家自らが「作品を売る」ということは、メインの仕事ではありませんでした。
しかし最近では、小説家自らがSNSなどで宣伝することも多くなり、また一度出版したからと言って「一生安泰」ということも、そうそうなくなりました。
これは以前からもあったことだとは思いますけど、最近は特に顕著になってきてるんじゃないかなぁと思います。
当ブログのメインテーマのひとつは「小説家はブログを持つべし」というものです。
その理由は過去の記事に書きましたね。
理由は記事に書かれていること以外にも、たくさんあると思います。
でも、一番言いたいのは「小説家は、出版社におんぶにだっこを脱却すべし」ということです。
言い換えれば「今の時代、出版社を通しての出版を目標に持ってていいのか?」ということですね。ちょっと過激でしょうか?(笑)
このサイトの、この記事を見て下さっているあなたは、きっと「小説を書きたい! できればそれで食べていきたい!」と思っているはずです。
一生懸命頑張って小説を書いて、出版社に認められて、書籍として出版されて、それがヒット作となって2巻、3巻と発売されて、気がつけば累計100万部突破。
なんてことになれば、もちろんそれも可能です。
ただ、それだけを目指していていいのかな? と私は思うんです。
もし、それができなかったら、諦めちゃうんですか?
いつまでその夢、追っていけるんですか?
よほどの神経がないと、なかなか長く続けていけることはないんじゃないかと思います。
少なくとも私は「この方法じゃ駄目だ」と思いました。
きっと心が折れてしまう、と。
メンタル弱いのは定評がありますからね(笑)。
例えば「小説だけで食べていける」という専業作家というのは、確かに難しいでしょう。
しかし「仕事をしながら、小説でも収入を出せる」という状況ならどうでしょうか?
そこそこ稼げるようになれば、仕事の方を「副業」にしたっていいわけです。
その活動の中で「書籍の出版」という話があれば、乗っかればいいだけです。
とは言え、そういう話になるということは、なかなかないことですから、それだったら自分で「小説を軸にした稼ぎ方を考える」というのも一つの手かな? そう思ったんです。
その手段として「ブログ」があるわけです。
例え「小説家になろう」や「カクヨム」などの小説投稿サイトがなくなってしまっても、
例え「Kindle」や「note」などの、電子書籍がなくなってしまっても、
例え「Twitter」や「Facebook」などのSNSがなくなってしまっても、
ブログがなくなることは、そうそうありません。
あなたの活動のメインのプラットフォームとしてのブログは、ぜひ作るべきだと、私は思うわけなんですよ。
当ブログの「小説家のためのブログ運営」は、WordPressとレンタルサーバーを使ったブログを紹介していますが、これは「無料ブログもいつなくなるか分からないから」という理由です。
もし「そこまで気にしない」のであれば、無料ブログでもOKだと思います。
特に学生さんなんかだと、有料のレンタルサーバーは難しいですもんね。
そんなわけで、今小説を書いていたり、投稿したりしている方は、ぜひブログを持ちましょう!
それでは今日はこの辺で。またあした〜。
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