複数のテキストファイルからインポートする【Scrivener3使い方講座】

2018年8月28日小説LABOScrivener3

こんばんは、しろもじです。

今回はテキストファイルからScrivener3へのインポートについて、解説していきたいと思います。

用途としては「今までテキストファイルで書いていた小説などを、Scrivener3環境へ移す」などの場合ですね。

前提として「各話を1つずつ別々のテキストファイルにしていた」場合で解説していきます。

「全話をひとつのテキストファイルにまとめていた場合」は、同じような作業を行ったのち、Scrivener3で分割することもできます。

以下の記事で解説しています。

それでは見ていきましょう。

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テキストファイルの名前を変更する

テキストファイルからインポートすると、テキストファイル名がそれぞれの話名(カード名)になってしまいます。

Scrivener3では、一括で名前の変更ができないようなので、事前に変更しておくことをおすすめします。

今回は、自作『王立勇者育成専門学校総務課〜結衣のお仕事編〜』をインポートしてみます。

テキストファイルの段階では、このようなファイル名になっていました。

各話ごとにテキストファイルが1つずつとなっています。

 

このように、名前の一括変換を行いました。

Macを利用しての、ファイル名の一括変換につきましては、次の記事で解説しています。

Windowsでも、確か7以降は似たような方法で一括変換できたはずです。

Scrivener3を起動し、インポートを行う

ファイルの準備ができましたら、インポートを行っていきましょう。

まずはScrivener3を起動し、新しいファイル(プロジェクト)を作成します。

フォームは色々あるのですが「空欄」が一番使いやすいかと思いますので、今回はこれを選択します。

「空欄」をWクリックするか、「空欄」を選んで右下の「選択します」をクリック。

 

ファイルの保存場所を設定し、ファイル名(プロジェクト名)を入力したら「作成」をクリック。

 

新しいファイルを作成できたら、メニューの「ファイル」→「インポート」→「ファイル」と進みます。

 

インポートのウィンドウが開きますので、先程用意したテキストファイルを全て選択します。

複数ファイルの選択方法は「一つ目のファイルをクリック」→「Shiftキーを押しながら、最後のファイルをクリック」で行えます。

選択できたら、右下の「インポート」をクリック。

 

すると、このようにドラフト以下に全てのファイルがインポートされました。

プロジェクトを作成したときの「無題ドキュメント」というものが残っていますので、それは削除するか、再利用しましょう。

 

また「設定集」などのファイルがあった場合、同時にインポートしたあとで、ファイルを「リサーチ」にドラッグ&ドロップすることもできます。

リサーチフォルダなどの解説は、以下の記事をどうぞ。

以上が、テキストファイルからScrivener3へのインポート作業になります。

 

今回も最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

その他のScrivener3関連の記事は「小説講座まとめページ」にもありますので、よかったらご覧下さい。